平成21年度 栃木県の人口及び人口動態

　平成22年3月31日現在の住民基本台帳に基づく栃木県の人口は、2,000,774人で、前年(2,003,954人)に比べ 3,180人、0.16％減少しました。
　栃木県の人口増加数の推移をみると、昭和49年をピークに、それ以降は全体として低下傾向が続きました。また、平成18年、同19年には人口減少となり、同20年は2年ぶりに人口増加に転じましたが、本年は昨年に引き続き減少となりました。

 注）平成17年人口の（）書きは、平成18年度人口統計調査から転出者の取り扱いを統一したことに伴い、同様の方法による数値を記載したものである。 

　栃木県の自然増加数は、平成12年に一時的に上昇しましたが、全体としては低下傾向が続き、本年は前年に引き続き死亡者数が出生者数を上回り、5年連続のマイナス(△1,923人)となりました。
　出生者数は、調査開始以来、減少傾向にあり、本年は前年から更に213人減少し、過去最少の16,852人となりました。
　一方、死亡者数は、調査開始以来、増加傾向にあり、本年は前年から339人増加し、過去最高の18,775人となりました。

　栃木県の社会増加数は、平成11年にマイナスに転じた後、平成15、16年にはプラスに回復し、平成17年に再びマイナスに転じ、平成19年は3年ぶりにプラスとなりましたが、本年は昨年に引き続きマイナスとなりました。
　社会増加の内、転入者数と転出者数をみると、転入者数は、平成4年をピークに減少傾向にあり、平成19年は4年ぶりに増加しましたが、本年は昨年に引き続き3,890人減少し、62,500人となりました。
　一方、転出者数は、平成13年以降、減少傾向にあり、本年は前年から4,356人減少し、63,738人となりました。