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2020年2月13日発表

新種のキノコ(冬虫夏草)を発見 -県立博物館でトピック展示-

栃木県立博物館、(株)北研、神奈川県立生命の星・地球博物館から成る研究グループが発見した新種の冬虫夏草「クサイロコメツキムシタケ」の標本を、栃木県立博物館エントランスホールにおいて展示します。

トピック展は2月15日(土曜)から4月5日(日曜)まで開催します。

新種「クサイロコメツキムシタケ」について

 ・冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、生きた昆虫に寄生し、殺して生えるキノコ(菌類)で、昆虫の天敵であり、自然界で昆虫が増えすぎないように調節する役割を果たしています。一方、薬用資源としても有名で、近年では害虫を駆除する生物農薬として活用する研究も行われています。

・県内の冬虫夏草の多様性を解明すべく、当館職員が2017年から調査を行ったところ、地中に生息するコメツキムシの仲間の幼虫や蛹(さなぎ)に寄生した冬虫夏草が宇都宮市内の住宅地に近い雑木林から見つかりました。

 ・注目すべき点は、子座(しざ:キノコの部分)が草色(くさいろ:くすんだ濃い黄緑色)を帯びている点で、このような特徴をもつ種類はあまり知られていません。

・そこで、上記研究グループがこの冬虫夏草について、顕微鏡観察、培養試験及び遺伝子解析を行ったところ、新種であることが判明し、この結果を日本菌学会発行の国際学術誌「Mycoscience(マイコサイエンス)」(2020年1月発行)に発表し、「クサイロコメツキムシタケMetarhizium brachyspermum」と命名しました。

※ 論文の著者:山本航平(栃木県立博物館)、大前宗之((株)北研)、折原貴道(神奈川県立生命の星・地球博物館)

展示場所及び期間

 場所 : 栃木県立博物館 (宇都宮市睦町2-2)エントランスホール(無料スペース)

 期間 : 令和2(2020)年2月15日(土曜)から4月5日(日曜)まで

 休館日 : 毎週月曜(月曜が祝日の場合は開館し、翌火曜に休館します)

参考

◇ 開催中のテーマ展

・おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし(4月5日(日曜)まで)

・あつまれ!自然好き-ポスター発表ー(3月1日(日曜)まで)

◇ 開催予定のテーマ展(2月22日(土曜)から4月5日(日曜)まで)

・中世下野の歴史物語の世界-「玉藻前草子」と幸若舞曲「信田」-

 中世には史実をもとに生み出された歴史物語が多く存在します。本展では下野に関係した歴史物語、「玉藻前草子(たまものまえそうし」と幸若舞曲(こうわかぶきょく)「信田(しだ)」の物語とその成立の背景等について紹介します。

・栃木の海と貝塚

◇ 「栃木県立博物館職員ナビ」(県・博物館HP掲載)により職員の専門分野等を紹介しています。

 博物館での担当、専門・調査研究・担当分野、自己紹介、主な活動内容を掲載しています。

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