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更新日:2016年4月1日

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泣き相撲

鹿沼市

泣き相撲の写真

鹿沼市樅山(もみやま)の生子神社(いきこじんじゃ)で毎年9月19日以降の最初の日曜日に行われている行事で、幕末の文久年間(1860年代)より続くと伝えられています。

氏子が行事と力士に扮し、軍配が返ると力士に抱き上げられた幼児が「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声でゆすられ、先に泣き出した方が勝ちとなります。しかし、実際には双方に勝ち名のりがあげられています。「泣く子は育つ」という俗信に基づく行事で、子どもの成長祈願を目的にしたものですが、かつては氏子入りの機能も有していたとの説もあります。

 平成8年11月、国の選択無形民俗文化財に指定されました。