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更新日:2017年10月26日

平成29(2017)年10月24日(第10回知事定例記者会見)

この資料は、県政記者クラブとの会見内容を広報課でまとめたものです。

日時:平成29(2017)年10月24日(火曜日)午後1時30分から
場所:県庁記者会見室

(報告事項)
1.知事のハンガリー訪問について
2.「とちぎ技能五輪・アビリンピック2017」の開催について

(質疑事項)
1.那須雪崩事故検証委員会の最終報告書について(その1)
2.知事のハンガリー訪問について(その1) 
3.知事のハンガリー訪問について(その2)
4.第6回日韓知事会議について(その1)
5.那須雪崩事故検証委員会の最終報告書について(その2)
6.衆議院議員総選挙の結果について(その1)
7.第6回日韓知事会議について(その2)
8.平成29年度栃木県政世論調査の結果について
9.日産自動車・神戸製鋼所の不正行為について
10.衆議院議員総選挙の結果について(その2)
11.資生堂の大田原市への進出について

(報告事項)

1. 知事のハンガリー訪問について

 11月7日から12日までの6日間の日程でハンガリーを訪問し、東京2020オリンピック競技大会における事前トレーニングキャンプの誘致活動を行います。
 10月6日の覚書締結式で、ハンガリーオリンピック委員会(HOC)のクルチャール会長から、栃木県でできるだけ多くの事前キャンプを実現させるためには、私自身がハンガリーの国内競技団体に直接プレゼンテーションを行うことが効果的であると要請されました。
 HOCの全面的な協力の下で多くの競技団体と意見交換ができることとなり、本県での事前キャンプの実現に向け、積極的に取り組んでいきたいと思います。
 併せて、ハンガリーを代表するオリンピアン・パラリンピアンが多数出席する「バルセロナオリンピック25周年記念イベント」に招待されましたことから、幅広く意見交換を行っていきたいと思います。
 これはまた別の話ですが、全国知事会の一員として第6回の日韓知事会議に出席するため、11月2日から4日にかけまして、韓国の釜山を訪問することとなりました。
 会議では、災害対策や地域経済活性化のための都市再生等につきまして、大韓民国市道知事協議会の会長であります慶尚北道(けいしょうほくどう)の知事らと議論する予定です。

2.「とちぎ技能五輪・アビリンピック2017」の開催について

 来月17日から開催する「とちぎ技能五輪・アビリンピック2017」まで、あと24日となりました。
 大会には、過去最大の170名の栃木県選手団で臨みます。栃木大会では、選手一人一人の思いやこれまでの努力が実を結び、多くの感動が生まれることを期待したいと思います。
 また、今月30日から大会最終日まで、ララスクエア宇都宮におきまして、技能五輪・アビリンピック企画展を開催します。            選手の決意表明フラッグや県民からの応援メッセージボードを掲げるとともに、小学生や大学生から寄せられた大会イメージ絵画や選手が競技で制作する作品の展示、技能五輪選手による競技の実演等を行い、多くの県民の皆様に大会を御覧いただけるよう呼び掛けていきたいと思います。
 栃木県の技能レベルのさらなる高度化や若年技能者の裾野の拡大、障害者雇用への理解が深まる大会にするとともに、全国から来県される多くの方をおもてなしの心をもってお迎えできるよう、万全を期していきます。

(質疑事項)

1.那須雪崩事故検証委員会の最終報告書について(その1)

記者:今月15日に、那須雪崩事故の検証を行う那須雪崩事故検証委員会の最終報告書が公表されました。その中で、県教委のチェック体制の不備なども関連する要因として指摘されましたが、同様の事故を繰り返さないために、県として今後どういったことをしていくのか教えてください。

知事:あらためて、雪崩事故で亡くなられた8名の方々に対しまして哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。
 また、6カ月という短期間で最終報告書を取りまとめていただきました、戸田委員長をはじめとする那須雪崩事故検証委員会委員の皆様にも御礼を申し上げたいと思います。
 教育委員会、高体連、登山専門部には、報告書の提言を踏まえ、生徒たちの安全を第一に再発防止策を検討しまして、取組が可能な項目から実施してもらいたいと思います。
 県としても、提言の内容を踏まえながら再発防止に向けた対応を進め、二度と今回のような悲しい事故を起こすことがないよう、教育委員会はもとより全庁挙げて取り組んでいきたいと思います。

2. 知事のハンガリー訪問について(その1)

記者:先ほどのハンガリー訪問についてお伺いしたいと思います。東京オリンピックの招致活動でもそうだったのですが、プレゼンテーションというのは栃木県を印象づけるためにも重要だと思いますが、知事の今回訪問に当たって、プレゼンテーションの意気込みについてあらためてお伺いしたいと思います。
 そして、ハンガリー語または英語でのプレゼンテーションもあるのかお聞かせください。

知事:私は英語ができませんので、日本語でプレゼンテーションすることになると思います。
 それから、まずは各競技団体の代表の方々に、キャンプ地の環境、すなわちスポーツ設備がどういうふうに栃木県は整備されているのか。これは屋内・屋外両方でございます。それらについての的確な説明、そしてまた東京との地理的優位性、高速交通網の発達状況、さらには国立公園面積の占める割合が一番多いのが栃木県だと思いますが、こういった自然環境の豊かさ、食のおいしさ、県民の勤勉性、こういうことについて十分理解が得られるように、プレゼンテーションで説明していきたいと思っています。
 現在、日本での事前キャンプを希望している団体があります。例えば、2年前ですか、北京国際陸上の際に陸上競技がこちらでキャンプを張りましたが、陸上、カヌー、フェンシング、ハンドボール、体操競技、競泳、近代五種、空手、卓球、ウェイトリフティング、こういった競技団体が事前キャンプを希望していると事前にお聞きしていますので、これらの競技を中心にして、練習環境の状態を的確に先方に伝わるように説明してくることになると思います。
 競技団体のうち一団体でも多く栃木県を選んでもらえるようPRをしていきます。
 なお、クルチャールHOC会長は、会長として栃木県でキャンプをしなさいということは指示できません、ですから、あくまでも県から各競技団体に呼び掛けて、行くか行かないかの判断をしてもらうことが最も重要なことだと。ついては、今回のイベントに合わせてハンガリーの訪問を促されたということです。

記者:ありがとうございます。
 確認ですが、プライベートも含めて、ハンガリー訪問というのは知事にとって初めてでしょうか。

知事:はい、初めて足を踏み入れる国です。 

3.知事のハンガリー訪問について(その2)

記者:関連ですが、大体何団体ぐらいに会う予定になっているのかということと、加えて、ハンガリーの要人とかに会う御予定はございますでしょうか。

知事:ハンガリーのオリンピック委員会を訪問して、そこに各競技団体の代表の方にお集まりいただいてプレゼンテーションするというのが一つの任務です。
 それから、先ほど申し上げましたように、スペインのバルセロナのオリンピックで恐らくハンガリーとしては過去最高の成績を収めたのだと思います。毎年それに合わせて記念イベントを開催しているらしくて、今回が25周年のイベントで、そこにメダリストなどが数多く集まることになるらしい。そういったところでも、多くの方を紹介してもらいながら栃木県のPRをしてくることになります。
 あとは、日本国大使館は当然訪問してくることになると思います。

記者:重ねてなんですが、せっかくハンガリーに行かれるということで、隣国なども、欧州ですし地続きの国もありますし、そちらのほうに出向いて他のキャンプ地をアピールしたりという活動はございますでしょうか。

知事:残念ながらそういう時間的余裕がありませんので、3日間のブダペストの滞在ということになって、あとは往復。飛行機の中ということになると思います。 

4.第6回日韓知事会議について(その1)

記者:11月2日から4日の釜山での日韓知事会議に出席されるということです。協議の内容で災害対策を挙げられていましたが、最近の北朝鮮のミサイル発射とか、朝鮮半島の緊張の高まりというのは、この会議の開催に何か関係があるのでしょうか。

知事:日韓知事会議は、東京とソウルの交替で開催していまして、今回が第6回目で釜山ということになります。
 青瓦台で文大統領の表敬というのも当初は予定に入っていたのですが、トランプ大統領が日本の次に韓国に行くので、我々が行くころには、アメリカ軍を中心にして青瓦台周辺は厳重な警備で立ち入れないということになり、当初予定していた青瓦台での大統領との面会は残念ながらなくなりました。会議を釜山で行うということだけになってしまって、災害対応とか地域の活性化というテーマでお互いに意見を交換し合う予定にしています。 

5.那須雪崩事故検証委員会の最終報告書について(その2)

記者:今の雪崩検証委員会の最終報告の件ですが、以前から再発防止策の検討、可能な事項からというようなお話があるのですが、具体的に、今、予算措置等もなくすぐにでも取り組めるようなことはありますでしょうか。

知事:報告書が出て、7つの提言が示されたという状況です。
 再発防止に向けての取組のスタートラインに立ったという状況ですね、今の時点は。ですので、教育委員会、高体連、それから登山専門部で事故については真摯に反省をし、再発防止に向けてどう進めていくかというプログラムを組んで、必要なものは予算要求してくるということになると思います。
 その過程においては、我々も教育委員会と協議をしながら進めていくことになりますが、万一予算の手当てが必要なものがあるとするならば、それは来年30年度の予算で取り組んでいくことになると思います。

記者:ありがとうございます。若干私のうがった見方もあるかもしれないのですが、こういった事故が起きますとどうしても、いわゆる事なかれというか、安全第一と言いながら逆に行動の範囲を狭めるような形での再発防止が取られがちと感じるところもあるのですが、そういったところで、県教委、登山専門部等々に対して求めるような知事としてのお考えは何かありますでしょうか。

知事:山から遠ざけるなということは、これまでも再三申し上げてきていますので。関係者の話を聞きますと、事故があって程なく、子どもたちは山に登らせてくれと。こういう声が教育委員会にも届いたと。それは間接的かもしれませんが。ですから、再開するということを考えていく時期にこれからなっていくのだろう思います。
 しかし、検証委員会の提言に基づいた再発防止策をしっかりと対応することが前提条件でございますので、どのようにして山に親しみ、安全に山を登ることができるのか、生徒たち自身にも考えてもらう。そういった意見にも耳を傾けながら、教育委員会として、あるいは登山専門部として、必要な方策を取っていくことにこれからなると思います。

記者:再度確認ですが、知事さんとしてお出しになれるような具体的な方策というのは、今お手元にはない、という理解でよろしいですね。

知事:それはもう、白紙の状態です。

記者:わかりました。ありがとうございます。 

6.衆議院議員総選挙の結果について(その1)

記者:総選挙の結果の受け止めということについて、あらためて知事さんにお伺いしたいのですが。

知事:積極的な政権支持と、消極的な政権支持と、それが相まって313でしたか、最終的に3分の2を超えるという状況に至ったと思っています。
 その要因は、昨日も申し上げましたとおり、政策も固まらない、公認なのか非公認なのかも分からない、政党名も分からない。こういうドタバタの中で公示を迎えると。ついては、有権者の判断できる基準がそろっていない。ついては、実績のある与党に期待せざるを得ない。こういうことが投票行動に結びついたと思います。
 ただ、与野党対決のところだけは、政権に対する是か非かという判断を有権者に迫りましたから、そういうところでは政策論争も深まったでしょうし、有権者も真剣に候補者を選んだと思います。

記者:今回の総選挙では、自民党の選対の最高顧問というお立場も兼ねていたかと思いますが、そのお立場から見たときに、県内の小選挙区、4勝1敗という結果になったのと、プラス、比例で1人当選が出たということについては、どのように受け止めておられますか。

知事:最高顧問は、毎回、知事に就任後引き受けておりますので、今までと違って特に私が選挙に関わってきたということではありませんが、当然、全員の自民党候補の当選、そしてまた公明票の上積みのために、公務の合間に選挙運動に関わってきました。
 結果としては、公示になった時点で当選する人が決まってしまうというような選挙区もあったわけですから、2区以外の選挙でも2区中心の選挙になったということで、外からの自民・公明による援護射撃というのも、今回の選挙の特徴だったのではないかと思います。しかし、結果はああいう結果になってしまったということで、残念に思っています。

記者:先ほどのお話の中で、丸めて言いますと、野党の公認とか政党名、それから政策がまとまらなかったという中には、突然の解散・総選挙といった背景もあったかと思いますが、そういったことによって県民の政治判断が追いついていけなかったところがあると思うのですが、解散のタイミングとか選挙のタイミングといったことについてはどのようにお考えですか。

知事:選挙で安定多数を確保したい、あるいは政権を維持していきたいという立場からすれば、抜き打ちみたいな形で今回のように解散をして有利な戦い方で勝利する、それは分からないではありませんが、有権者の立場からすれば余りにも唐突な解散で、有権者が十分な政策判断、政党に対する判断も含まれますが、あるいは候補者の資質、こういうことについて考えるいとまを与えられなかったという点では、選挙の中身が薄い、密度の薄い選挙だったのではないかと思います。

記者:ありがとうございます。

7.第6回日韓知事会議について(その2)

記者:先ほどの韓国訪問の話だったのですが、防災という中には、国民保護といった観点から、北朝鮮の問題などを自治体レベルで話し合うといったことも含まれるのでしょうか。

知事:今、私が想定しているのは、あくまでも災害対策という風雨・地震です。しかし、向こう側の知事からどういう話が出てくるかは、それは行ってみないと分かりません。
 ミサイルに対する栃木県の取組としては、Jアラートへの対応という形で行っているわけですので、そういった説明までは我々はできるかもしれません。それを超えるものは、やはり国レベルの話になっていくのではないかと思います。
 日韓知事会議は不定期開催で交替。最初が平成11年11月に第1回。14年、16年、20年、27年、29年で第6回目です。平成11年から数えて不定期で6回目。交互ということになっています。

記者:ありがとうございました。 

8.平成29年度栃木県政世論調査の結果について

記者:今日発表いただきました県政世論調査から3点ほど質問させていただきたいのですが。
 1点目は<暮らしの変化>についての質問で、この5年、6年で暮らしが「悪くなった」と答えた県民の割合が、前年度から6.1ポイント減って36.9%となったのですが、これについて知事の御所感を教えていただきたい。
 2つ目は、年齢・男女別に見ますと、20代、30代の男女で生活改善の実感が広がっている一方で、60代以上では男女ともに少し生活実感が悪くなったということで、世代間の格差が少しあるようですが、これについてどうお考えでいらっしゃるのか。
 3点目の最後は、これを踏まえて、今後県としてどういったところに力を入れて政策等に取り組んでいきたいかということを教えてください。

知事:1点目についてですが、<暮らしの変化>について、「良くなった」と答えた方が昨年度よりも4ポイント増加して、「悪くなった」が6.1ポイント減少ということになりました。
 <暮らしの満足度>につきましても、「満足している」と答えた方が5ポイント増加して4割を超えました。
 これらの結果については、景気の緩やかな回復基調が続いていることなどが影響しているのではないかと捉えています。
 また、<今後の暮らしの状況>について、「悪くなっていく」と答えた方は昨年度よりも5.5ポイント減少したという状況です。
 引き続き、「良くなった」あるいは「満足している」と思う方が増えるように、今後も各種施策に取り組んでいきたいと思います。
 また年代別ですが、4区分の年齢層別集計を今年度から行いました。子育て世代の20~30代では「子育て・少子化対策の充実」の要望が1位、60代では「食糧の安定供給確保・食の安全確保」といった要望が上位に入るなど、年齢層によっては、全体の結果と異なる要望項目が上位となっている状況です。
 県民の意識や要望の把握に努めながら各種施策を推進していきますが、年代別では、高齢者の人は「悪くなっていく」、若い人は「良くなっていく」と意見が分かれているということですね。先ほど言いましたように、全体としては良くなっている。それは緩やかな景気回復などがあるのではないか。それから、安全安心という点では51%ぐらいの人が安心だと言っているわけですから、そういう点では、若い人からは評価を受けて、年齢が高くなればなるほど、年金が70歳支給とか75歳支給ということも取りざたされていますので、悪くなっていくのではないかというような見えない不安が、この数値の中に表れているのではないか。あるいは高齢者だけの世帯ということで、年金生活者にとっては不安の種が尽きないということが背景にあるのではないかと思われます。
 3つ目は、目の前にある課題の捉え方が若い人と高齢者では違う。若ければ子育てとか結婚とか教育というところに目が向くでしょうし、高齢化して年齢が高くなれば、老後の生活の安定とか医療費、介護というところに行くと思いますので、年代ごとに課題の捉え方が違ってくるのは、ある程度やむを得ないと思います。
 通して見れば、昨年と順位は変わらないという状況です。

記者:どうもありがとうございました。

9.日産自動車・神戸製鋼所の不正行為について

記者:日産自動車の無資格検査の問題と、神戸製鋼所のデータ改ざんの問題と、県内に生産拠点を持つ大手の不正問題についてなのですが、県内企業との取引もありまして、影響が懸念されています中小に関しては、依存度が高ければ死活問題につながりかねないという指摘もあります。
 相次ぐ不正問題で、本県に拠点がある2社。御所感と、加えて、県として現状対応されていること、今後対応される予定とかお考えとか、その辺をお伺いします。

知事:日産自動車、神戸製鋼所は、いずれも上三川と真岡に事業所があって、報道に名前が出てくるという状況です。日本の製造業全体への信頼が揺らいでいると思います。
 県内には、両社との取引のある企業が数多くありまして、今後の影響も心配されることから、情報収集に努めながら、動向も注視していきたいと思います。
 両社には、原因究明と再発防止にしっかり取り組んでもらいまして、一日も早い信頼回復に努めてもらいたいと思います。
 なお、日産自動車につきましては、今月末までに、詳細な経緯と再発防止策について報告がなされる予定。
 神戸製鋼所につきましても、今月末までに安全性の確認結果、11月中旬には原因究明や再発防止策などを公表予定となっていますので、それを待ちたいと思います。
 日産自動車は分かりませんが、神戸製鋼につきましては、購入側と納める側で、購入側で検査をして神戸製鋼と協議をしながら安全性の確認をしているという話も聞いていますので。神戸製鋼は、国内は6,123社が取引先だそうですが、そのうち77社が県内にある。しかし、この77社は、食材を納めている会社とか、硬いもの重いものを買っている会社だけではありませんので、77社のうちどれだけが偽造した部品を買っているのかは今の段階では分かりませんが、それらも含めて今後発表になるのではないかと思います。

10.衆議院議員総選挙の結果について(その2)

記者:衆院選の話ですが、先ほど知事は密度の薄い選挙だったとおっしゃっていましたが、その中で、栃木2区の西川さんの敗因はどういったところにあったとお考えでしょうか。

知事:2区は、組織票はお互いに固めて、結果として無党派層が勝敗を決したということが、一つの大きな要因だと思います。
 それから、組織票の中に、共産党が候補者を下ろして福田候補を支援すると。これについても、約1万票の実績があるわけですので大きな力になったのではないかと思います。共産党の票、プラス、無党派層の73%の人が出口調査によれば福田候補に投票しているわけですから、この両方が決め手になっていったと思います。

記者:そういった意味では、次回選挙のときに、今回知事も応援に入られましたし、小泉進次郎さんも2回入っているのですが、次に向けてはどういったところを改善していきたいと思っていらっしゃいますか。

知事:無党派層はなかなか届かないところなんですよね。ですから、決め手になるものは何かと言われても、なかなか今の時代は難しいと思います。
 選挙が終わって、昨日の朝から、自民党の候補者もそれ以外の政党の候補者も駅頭などで辻立ちをしていますが、そういうことも無党派層の心をつかむためには必要なんじゃないですか。組織頼みの選挙だけでは、当選に必要な票は取れるとは限らないということだと思います。
 総理が来て、小泉進次郎さんが来て、2,000人とか4,000人とかとおっしゃっていますが、それは組織の中の人、自民党の中の人とか公明党の中の人ですから。だからといって無党派層の人たちが心を動かされるということにはなっていかないと思います。

11.資生堂の大田原市への進出について

記者:先日、資生堂から本県に那須工場を建設するという発表がありました。本県にとって非常に明るいニュースかとも思いますが、期待感も含めてどう捉えていらっしゃるのかを教えてください。

知事:中田原工業団地に、おかげさまで資生堂の進出が決まりました。
 9月には品川台の産業団地が完売を迎えることもできました。県北地域においても企業進出の動きが活発化しておりまして、大変うれしく思っています。
 そんな中、国内最大手の化粧品メーカーの資生堂の進出は、県北地域はもちろんですが、本県経済にとっても好影響を与えてくれると、大いに期待をしたいと思います。
 特に、女性誌「日経WOMAN」の「日経ウーマノミクス・プロジェクト」の「企業の女性活用度調査」ランキングでは、資生堂については2014~2016の3年間、総合ランキング1位。2017年は8位でしたが。こういう企業が栃木県に立地するということは、魅力度向上にもつながっていくし、那須は別荘地としても県外の方が多く移り住んでくれているところですので、移住・定住などについてもプラスに作用する可能性もあると思いますので、大いに、女性が生き生きと活躍できる環境づくり、さらには栃木全体の魅力度向上などに期待したいと思いますし、工場の設置・稼動が円滑に進むように、県としてもしっかりとサポートしていきたいと思います。

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