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更新日:2010年11月30日

緊急地震速報

緊急地震速報について

地震がおそろしいのは、何の前触れもなく、突然、大地が揺れ出すからです。
たとえ数秒程度のわずかな時間でも、大きく揺れる前にそのことがわかれば、自分の身を守ることができるかもしれません。
これを可能にするのが、気象庁が中心となって取り組んでいる「緊急地震速報」という新しい情報です。

緊急地震速報とは

「緊急地震速報」は、地震が発生したときに、
 (1) 震源に近い観測点で地震を検知したら、
 (2) 直ちに震源や地震の規模(マグニチュード)、各地の震度などを推定し、
 (3) 大きな揺れが迫っていることをお知らせ しようとするものです。
この情報を聞いて、大きな揺れが始まる前に防災行動をとることで、地震被害の軽減が期待されています。
 *この速報は、すべての地震を対象とするものではなく、震度5弱以上の強い揺れを伴うと推定された場合に提供されます。また、速報でお知らせする地域は、震度4以上の揺れが推定される地域です。

緊急地震速報の技術的限界

しかし、緊急地震速報には、
(1) 情報の提供から大きな揺れが始まるまでの時間が、長い場合でも数十秒程度であり、震源に近いと  ころでは、情報の提供が大きな揺れの到達に間に合わない場合がある。
(2) 震源、マグニチュード、震度等の推定の精度が十分でない場合がある。
(3) まれにではあるが、ノイズ(雷や事故など)により誤報が発信されるおそれがある。
などの技術的な限界もあります。

緊急地震速報の利活用方針

 気象庁では、平成17年11月に「緊急地震速報の本運用開始に係る検討会」(以下「検討会」という。)を設置して、緊急地震速報の利活用方法や緊急地震速報を広く一般に提供する場合の課題の整理と解決方策等について検討を行い、以下の方針で実用化の準備を進めてきました。
(1) 緊急地震速報は、広く国民へ提供すべき情報であるが、現時点では緊急地震速報についての十分な 周知、理解がなされておらず、例えば集客施設などで情報が伝わった場合に、多数の人が出口に殺到して将棋倒しになるといった混乱や損害を生じるおそれが考えられることから、緊急地震速報の特徴や限界、利用方法等について十分な周知、広報を行うことにより、国民が緊急地震速報を正しく理解し、混乱なく有効に活用できるような環境を早急に整備する。
(2) 一方、列車やエレベーターの制御、工場や工事現場などの危険箇所からの従業員の避難など、限定された場合での利用であれば、事前に教育、訓練を十分行うことで、現時点においても混乱なく利用できることから、このような利用分野については、広く国民一般への情報提供に先立ち情報提供を開始する。(平成18年8月から先行的な情報提供を実施)

平成19年3月に発表された検討会の最終報告では、緊急地震速報の利用にあたっての「心得」(別掲)等の周知や利用に向けた準備として、最終報告の確定後6ヶ月程度の期間をおいて、広く国民への緊急地震速報の提供を開始することが適当であると提言されました。
 その後、平成19年10月1日を一般への提供開始予定日とすることが決定されました。

日頃の備えが大切です

 緊急地震速報の提供が始まっても、それだけで地震の被害から逃れることはできません。地震災害から身を守るためには、住宅の耐震化や家具の固定など、日頃から対策を講じておくことが重要です。
また、緊急地震速報を聞いたときにどのような行動を取るかということを事前に考えておくとよいでしょう。
検討会の最終報告でも、「心得」の参考として、以下の記載が追加されました。

  

 「緊急地震速報」を活かすために

「緊急地震速報」が運用されても、地震への備えができていなければ身の安全を守ることはできない。「緊急地震速報」を活かすためには、以下のような点をあらためて徹底することが不可欠である。
1.住宅、建造物の耐震化
2.家具、什器などの転倒、移動防止
3.備品の落下防止
4.ガラスなどの飛散防止
5.地震時に身を守るための行動や方法
6.安全な場所の確認
7.防災訓練の実施

 

一般向け緊急地震速報の利用の心得

緊急地震速報の利用の心得
『周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する。』


【さまざまな場面における具体的な対応行動の指針】

1 家庭
家庭での対応行動の指針がすべての場面での基本であり、家庭以外の学校や職場等で緊急地震速報を受信したときの行動についても、家庭での指針を基に自ら考えておくことが重要である。
 頭を保護し、大きな家具からは離れ、丈夫な机の下などに隠れる。
 あわてて外へ飛び出さない。
 その場で火を消せる場合は火の始末、火元から離れている場合は無理して消火しない。
 扉を開けて避難路を確保する。

2 不特定多数の者が出入りする施設
施設の従業員等の指示に従うことを基本とする。なお、施設従業員等から明確な指示がない場合は、以下の対応行動の例を基本とする。
 その場で、頭を保護し、揺れに備えて身構える。
 あわてて出口、階段などに殺到しない。
 吊り下がっている照明などの下からは退避する。

3 屋外
【街にいるとき】
 ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒に注意し、これらのそばから離れる。
 ビルからの壁、看板、割れたガラスの落下に備え、ビルのそばから離れる。
 丈夫なビルのそばであればビルの中に避難する。
【山やがけ付近にいるとき】
 落石やがけ崩れに注意する。

4 乗り物で移動中
【自動車運転中】
 後続の車が情報を聞いていないおそれがあることを考慮し、あわててスピードを落とすことはしない。
 ハザードランプを点灯するなどして、まわりの車に注意を促したのち、急ブレーキはかけずに、緩やかにスピードを落とす。大きな揺れを感じたら、急ハンドル、急ブレーキをさけるなど、できるだけ安全な方法により、道路状況を確認して左側に停止させる。
【鉄道、バスに乗車中】
 つり革、手すりなどにしっかりつかまる。
【エレベーター利用中】
 最寄りの階で停止させ、速やかにエレベーターから降りる。



※ 緊急地震速報について、もっと詳しく知りたい方は、気象庁ホームページ(外部リンク)または、
宇都宮地方気象台ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
※ 緊急地震速報に関するお問合せ先
宇都宮地方気象台 技術課 電話 028-633-2767

 

 

お問い合わせ

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