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更新日:2021年3月31日

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令和2年度国民参加による気候変動情報収集・分析事業成果報告

 事業趣旨

  栃木県気候変動適応センターでは、環境省の「令和2年度国民参加による気候変動情報収集・分析業務」を受託し、「県民ワークショップ」「小中学校における出前授業」「高校生による気候変動研究」の3つの取組を実施することで、県民の皆様の声の中から、県内で生じている気候変動の影響の情報を収集・分析しました。

1  栃木県の気候変動影響と適応策についてのワークショップ

  「令和元(2019)年度栃木県気候変動影響調査」で重点的・優先的に取り組むべきとした「自然災害」「健康(暑熱)」「農業」の3分野・項目について、ワークショップを開催しました。

  関係団体やNPO等の関係者に集まっていただき、 気候変動影響について学んだ後、温暖化が進行すれば、さらに影響が大きくなるおそれもある中、「気候変動影響による被害を回避・軽減するためにできること」、「気候変動をチャンスに変えるアイディア」などをグループワークで話し合いました。

  • 開催日:令和2(2020)年10月22日
  • 参加者:防災関係者、民生委員、NPO等  14名

     WS1    WS2    WS3

ワークショップのとりまとめ資料

  ワークショップで挙げられた意見を踏まえて、関連データ等を収集・分析し、取りまとめました。

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2  小中学校における出前授業

  小中学校での出前授業では、児童やその家族、生徒が実感している気候変動影響を共有し、気候変動問題を自分事として捉えながら、必要と考えられる適応策をみんなで考えました。

小学校

  変化してきた「気候」と「暮らし」について学び、日常生活で何ができるのか考え、自分が取り組むことを“宣言書”に記入して発表しました。

  • 宇都宮市立瑞穂野北小学校(5年生1クラス14名)【令和2(2020)年12月1日実施】
  • 那須塩原市立西小学校(6年生2クラス51名)【令和2(2020)年12月18日実施】
【授業の様子】
    瑞穂野北小学校    西小学校2    西小学校3
【教材ツール】

中学校

  気候変動で何が起きているのかを学び、どのような適応策が考えられるか、グループごとに話し合いました。

  • 那須塩原市立高林中学校(2年生28名、3年生28名)【令和2(2020)年12月8日実施】
【授業の様子】
    中学校1    高林中学校2    高林中学校3
【教材ツール】

3  気候変動✕高校生プロジェクト

  気候変動の影響に関する理解の促進等を図るため、「気候変動✕高校生プロジェクト」を実施しました。

  今年度は、県立大田原高等学校とNPO法人「とちぎユースサポーターズネットワーク」、栃木県気候変動適応センターの3者が連携して、県内の気候変動影響を調べ、地域での適応についてともに考えました。

【活動の様子】

     高校生気候変動研究1    高校生気候変動研究2    高校3

活動概要の紹介動画(外部サイトへリンク)】※YouTube(外部サイト)につながります

活動概要について動画で紹介します。

【県立大田原高等学校による研究紹介】

気候変動研究の各研究テーマの概要はこちらを御覧ください。

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お問い合わせ

 気候変動適応担当

電話番号:028-623-3186

ファックス番号:028-623-3259

Email:tochi-tekiou@pref.tochigi.lg.jp