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更新日:2010年11月30日

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生物多様性とちぎ戦略検討委員会(第2回)の会議結果の概要について

1 日時  平成21年10月23日(金曜日)午後2時20分から午後3時30分
2 場所  日光自然博物館レクチャールーム
3 出席者委員  8名出席
    青木委員、赤石澤委員、遠藤委員、大嶋委員、小倉委員、加藤委員、篠﨑委員、高松委員
    県側  環境森林部長、自然環境課長 他
4 議題及び議事
(1) 栃木県の生物多様性と現状と課題及び今後の取組の方向性」について
【説明概要】
・事務局が「本県の生物多様性に関する現状と課題及び今後の取組の方向性」の概要により説明した。
【主な意見等】
・「人間活動等による生息生育地や個体数の減少」の現状認識の部分で、河原の減少について触れるべきである。
・「手入れ不足による質の変化」という表現では、県民に誤解を与えるおそれがあるため、「人間による働きかけの低下による質の変化」などという表現にしたほうがよい。
・捕獲や採集による個体数の減少の問題は、希少種だけでなく鳥獣保護法等の法規制の網が掛かっている種についても同様であるため、新たな規制だけでなく、現行の法体系による厳正な対応も必要である。
・一箇所に複数の希少種がいる場合などは、種の捕獲規制だけでは、保全が難しい場合があるため、種の保全地等の指定も検討すべきである。
・外来種については、綺麗なものや目立たないものがあるため、駆除の必要性について十分な普及啓発が必要である。
・「人間活動等による個体数や生息生育地の減少」の取組の方向性の部分で、河川だけでなく農業用水などの利水の視点も加え、水域全体で検討すべきである。
・一箇所だけで保全することは難しいので、生息地の分散、ネットワーク化について検討すべきである。
・外来魚による在来魚の駆逐は、県内の大部分の河川やため池で起こっているため、人海戦術による大規模な駆除を検討すべきである。
・市町単位では、管内の生物多様性の現状を把握していないため、まず現状把握が必要であり、里地里山モニタリング調査等についての助成を検討すべきである。
・シカ、イノシシ、サル、クマ以外の哺乳類も、県内に生息しているはずであり、県民に分かりやすく説明するためには、生物多様性の現状をしっかり把握することが必要である。
・生物多様性の認知度を向上させるためには、市民レベルでの身近な自然環境調査を実施することが有効である。

 

配付資料

栃木県の生物多様性の現状と課題及び今後の取組の方向性

栃木県の生物多様性の現状と課題及び今後の取組の方向性(参考資料)

 

※会議の公開について 公開

 

お問い合わせ

自然環境課

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