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更新日:2010年11月30日
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ツキノワグマは、生態系の頂点に位置する動物(アンブレラ種;その種を保護することで、傘のように他の多くの種を守ることにつながるもの)のひとつであり、生きていくために広大で豊かな自然を必要としています。
一方、生息密度はシカと比べてかなり低く、本県の調査では 0.06-0.16頭/平方キロメートル という結果が出ています。
このため、ある地域においてクマの捕獲が集中してしまうと、そこに生息する個体群への影響が大きく、その維持が危ぶまれる事態になるおそれがあります。
しかしながら、一方では、農業被害・林業被害を引き起こすこともあり、また、まれに人身に被害を及ぼす場合があることから、保護管理を行う必要性が高い種であると考えられています。
栃木県では平成18年9月より、栃木県ツキノワグマ保護管理計画に基づき、適正な捕獲の実施と被害対策の推進を図ってきましたが、計画期間の満了に伴い、新たに栃木県ツキノワグマ保護管理計画(二期計画)(PDF:2,066KB)を策定し、平成22年4月より各種対策を実施しています。
保護管理計画では、毎年の施策を評価して次年度の対策に生かすため、モニタリングを行うこととしています。最新の報告は、平成21年度栃木県ツキノワグマ保護管理モニタリング結果報告書(PDF:2,668KB)を御覧ください。
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