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更新日:2021年10月6日

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本県において優先的に対策を行う必要がある外来種について

   本県では、生態系などに影響を及ぼす外来種が数多く確認されています。
  そこで、集中的な対策を実施するため、外来種の影響の大きさや対策の緊急性を評価し、対策の優先順位が高い種を選定しました。

  優先対策種等一覧表(令和3(2021)年10月時点)(PDF:81KB)

1. 本県に定着している外来種

定着外来種の区分

優先対策種(対策の優先度が高い外来種)  11種

哺乳類 アライグマハクビシン
魚類 オオクチバスコクチバスブルーギルギンブナ※
昆虫類 クビアカツヤカミキリ
その他節足動物 アメリカザリガニ
植物 コカナダモシナダレスズメガヤアマゾントチカガミ

※ギンブナについて
  元々県内に広く分布している在来種ですが、これまで分布していなかった一部の隔絶された池沼などにとっては『外来種』にあたるため、新たに放流などをされると生態系に大きな影響を及ぼします。

対策検討種(対策実施について検討すべき外来種)  13種類

哺乳類 アメリカミンク
魚類 ブラウントラウトコイ※
昆虫類 アカボシゴマダラ
その他節足動物 ウチダザリガニ
植物 ハゴロモモアレチウリオオカワヂシャオオキンケイギクオオハンゴンソウセイタカアワダチソウアメリカオニアザミ外来アゾラ類

※コイについて
  県内に古くから放流され広く分布していますが、これまで分布していなかった池沼等に人為的に放流されることにより、生態系に大きな影響を及ぼします。

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2. 本県に定着していない外来種

未定着外来種の区分

侵入等警戒外来種(侵入を特に警戒する必要がある外来種)  35種類

哺乳類 タイワンザル、アカゲザル、クリハラリス(タイワンリス)、ヌートリア、キタリス、ノブタ・イノブタ(ブタ・イノブタの野生化したもの)
鳥類 インドクジャク、カオグロガビチョウ
爬虫類 ワニガメ属、カミツキガメ
両生類 特定外来生物のヒキガエル属(オオヒキガエルを除く)
魚類 ノーザンパイク、ケツギョ
昆虫類 アカカミアリヒアリ(アカヒアリ)、コカミアリ
その他節足動物 セアカゴケグモ、ジュウサンボシゴケグモ、ハイイロゴケグモ、クロゴケグモ、アトラクス属、ハドロニュケ属、キョクトウサソリ科
その他無脊椎動物 カワヒバリガイ属
植物 ナガエツルノゲイトウ、ナルトサワギク、ボタンウキクサ、ナガエモウセンゴケ(ナガエノモウセンゴケ、ドロセラ・インターメディア)等の外来モウセンゴケ類、ウチワゼニクサ(タテバチドメグサ)、ツルニチニチソウ、外来ノアサガオ類、コゴメイ、ノハカタカラクサ(トキワツユクサ、トラデスカンティア・フルミネンシス)、オオハマガヤ(アメリカハマニンニク、アメリカカイガンソウ)、ケツメクサ(ヒメマツバボタン、ケヅメグサ)

 

  なお、外来種については情報収集を継続的に行い、選定種は適宜見直してまいります。

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情報提供のお願い

  外来種対策は、早期発見と早期対応が最も効果的です。そこで、県では特に以下の情報をお待ちしております。

・優先対策種、対策検討種について
   ・新たな分布域の情報(今まで見かけなかった場所で見かけた等)
   ・生態系等への影響についての具体的な事例
・侵入等警戒外来種について
   ・県内における目撃情報

  情報提供は、メールにて受け付けております。なお、いただいた情報については、確認のため折り返し御連絡を差し上げる場合がありますので、予めご了承ください。
    メール宛先:shizen-kankyou@pref.tochigi.lg.jp

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お問い合わせ

自然環境課 自然保護担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階

電話番号:028-623-3207

ファックス番号:028-623-3259

Email:shizen-kankyou@pref.tochigi.lg.jp