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更新日:2017年3月6日

温泉利用に当たっての禁忌症、適応症、温泉の正しい利用方法について

1.はじめに

 栃木県は、全国有数の温泉県であり、県の西部から北部の山岳地帯では多くの温泉がゆう出しています。

 温泉にはいろいろな化学成分が含まれており、入浴や飲用によって体に入ることで、さまざまな生体反応を起こします。温泉の成分のみによってその効能を確定することは困難ですが、泉質によって禁忌症や適応症が定められています。その他、温泉に入浴するときや飲用するときに注意することを定めていますので、温泉をよく理解し、安全に安心して利用することが必要です。

 温泉の「禁忌症」、「適応症」及び「入浴又は飲用上の注意」については、昭和29年に厚生省(当時)が策定し、昭和57年に改訂されました。その後、環境省では平成26年7月に最新の医学的知見と科学的根拠を踏まえた改訂を行いました。

2.温泉とは

 日本には「温泉法」という法律で、「温泉とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。」と定義されています。

 次の条件のいずれかを満たしていれば、「温泉」です。

 (1) 温泉源から採取されるときの温度が25℃以上

 (2) 別表に定められた物質のうち、1つ以上を定量以上含有する。(別表省略)

3.温泉の泉質

 温泉は、含まれる化学成分の種類と量により、いくつかのグループに分類されています。温泉のうち、特に治療の目的に供し得るものを「療養泉」といい、次のように分類されています。

 栃木県には、含よう素泉・放射能泉を除くすべての泉質の温泉があります。

 (1) 「 単純温泉」(泉温が25℃以上で、温泉水1kg中の溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg未満のもの)

 (2) 塩類泉(温泉水1kg中の溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg以上のもの)

 →陰イオンの主成分により「塩化物泉」、「炭酸水素塩泉」、「硫酸塩泉」に分類されます。

 (3) 特殊成分を含む療養泉(特殊成分を一定量以上含む温泉のうち、特に治療の目的に供し得るもの)

 →成分の種類により「二酸化炭素泉」、「含鉄泉」、「酸性泉」、「含よう素泉」、「硫黄泉(硫化水素型を含む)」、「放射能泉」に分類されます。

4.温泉の禁忌症と適応症

 温泉の効果は、その成分の違いによって千差万別であり、効果があるものでも利用の方法が正しくないと、有害になる場合もあります。温泉療養をしてはいけない症状を「禁忌症」といいます。

 温泉療養に適した症状を「適応症」といいます。

5.温泉の正しい利用方法

 安心して温泉を利用するために、いくつか気をつけておきたいことがあります。

 それらをよく知り、上手に温泉を利用しましょう。

 1.入浴上の注意

 (1) 食事の直前・直後の入浴は控えましょう。特に、飲酒後(酩酊状態)の入浴は危険です。

 (2) 高齢者、お子さん、身体の不自由な方は1人きりでの入浴は避けましょう。

 (3) 脱水状態にならないよう、入浴前・後の水分補給を忘れずに。

 (4) 過度の疲労時、運動後30分間は、入浴を控えましょう。

 (5) 血圧が上がらないように、入浴前は手足からかけ湯をして、体を洗ってから入りましょう。

 (6) 温度や入り方に注意しましょう。

 →慣れるまでは3~10分を1~2回、慣れてきたら15~20分を2~3回まで増やしてもよいでしょう。

 →高齢者、高血圧、心臓病、脳卒中を経験した方は、42℃以上の高温浴は避けてください。

 →心肺機能の低下している方は、半身浴・部分浴が望ましいです。

 (7) 温泉成分を残すため、身体についた温泉成分は洗い流さず、タオルでふき取ってください。(ただし、刺激の強い泉質(酸性泉や硫黄泉)の場合、肌の弱い方は温水などで洗い流してください。)

 (8) お湯を清潔に保つため、浴槽にタオルを入れない。

 2.飲用上の注意

 (1) 飲用として許可された施設であることを確認し、清潔なコップで飲みましょう。

 (2) 飲泉所で新鮮な温泉を飲用してください。温泉はゆう出後、時間の経過とともに成分が変化します。また雑菌の繁殖する恐れがあるため、温泉水の持ち出しはやめましょう。

 (3) 療養として飲用する場合、専門的知識を有する医師の指導を受けましょう。また、服薬治療中の方は、主治医に相談しましょう。

 (4) 15歳以下のお子さんは原則として飲用を避けてください。飲用する場合は専門的知識を有する医師の指導を受けてください。

 (5) 飲用は食事の30分程度前に行いましょう。

 (6) 飲用の1回の量は、100~150mL程度、1日の総量は200~500mLまでとしてください。また、温泉の成分により減量・希釈が必要な場合があります。(減量・希釈については、飲泉所の掲示を確認してください。)

6.とちぎの温泉ガイドブック

 温泉の禁忌症・適応症、温泉の正しい利用法のほか、栃木県の泉質や主な温泉地ガイドを掲載しています。

7.関連リンク

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薬務課 温泉・薬物対策担当

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