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更新日:2014年8月25日

「ダメ。ゼッタイ。」 薬物乱用防止について

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薬物乱用の定義

  • 薬物乱用とは。
  • 医薬品を医療目的からはずれて使用すること。
  • 医療目的に使われない薬物を不正に使用すること。
  • と定義されます。
  • たとえ1回でも乱用にあたります。乱用される薬物は脳などの中枢神経に作用し、多幸感や酩酊(めいてい)、幻覚等の効果を現しますが、その一方で薬物依存を形成し、様々な精神異常をきたすなど、取り返しのつかない弊害をもたらします。

薬物の依存と耐性

 乱用される薬物には、依存性と耐性があります。この2大特性が、薬物乱用者が

中毒に陥り、止められない状態になる原因となっています。 

  •  精神依存:快感を求めたり、疼痛や不快感を避けるために、薬物を使用したいという精神的な欲求が起き、薬物がやめられない状態をいいます。
  • 身体的依存:薬物の使用を減らしたり、やめたりして、薬物の効果が弱まったり消失したりすると、震えや発汗、疼痛、痙攣など身体的な症状である退薬症状(いわゆる禁断症状)が現れる状態のことをいいます。
  • 耐性:薬物を繰り返し乱用していると、薬物効果が次第に弱くなり、同じ効果を得るために薬物量を増やさなければならない状態のことをいいます。

 乱用から中毒へ

 

薬物乱用に関するQ&A

Q 一回くらいなら、薬物を乱用しても大丈夫ではないですか?

 例え一回だけでも、薬物乱用は危険です。薬物乱用の最も恐ろしい特徴は、何度でも繰り返し摂取したくなる「依存性」を持っていることであり、一回の乱用でも依存症になってしまう危険性があります。「一回だけなら・・・」という甘い考えで薬物を乱用し、依存症に陥ってやめられなくなるケースが多いだけでなく、量によっては一度でも死んでしまうことさえあります。

Q 依存症になってしまっても、薬物をやめれば元に戻るのではありませんか?

 一度依存症になってしまうと、自分の意思だけでは薬物乱用をやめることが難しくなります。依存症を完全に治療することは大変難しく、薬物の誘惑と一生戦い続けることになります。また、乱用をやめ、治療によって普通の生活に戻ったようでも、ストレスなどのほんの小さなきっかけで幻覚・妄想などの精神異常が再燃するフラッシュバック(自然再燃現象)の危険が常につきまとうなど、薬物乱用の害が半永久的に続きます。 

 Q 薬物にはダイエットに効果があったり、集中力が上がって勉強に集中できるものがあると聞きましたが、本当ですか?

 そのような効果は全くのウソです。薬物の中には一時的に食欲をなくしてしまうものがありますが、薬物の効果がなくなると一転して食欲が非常に強くなってしまうなど、ダイエットに効果はありません。また、集中力についても、薬物の効果で集中できているような気がしているだけで、実際には意味不明な行動を取っていたりします。薬物乱用によいことなど何もありません。

Q 薬物乱用のきっかけはどういうものがありますか?

 先輩や同級生、仕事の同僚などに勧められたり、また偶然参加したパーティーや海外旅行先で、軽い気持ちで手を出してしまうケースがほとんどです。

 例えば、「やせる薬だから」、「疲れが取れるよ」、「いやなことが忘れられるよ」、「勉強ができるようになるよ」、「みんなやっているから、1回だけなら平気さ」などと言われて、薬物乱用の恐ろしさを考えずに、はじめは好奇心から安易に使い始めています。
ところが、依存性が非常に強いため、ちょっとだけのつもりがなかなかやめられなくなってしまうのです。

Q 薬物乱用で苦しむのは個人であり、他人には関係なく、迷惑もかけていません。薬物の乱用は個人の自由ではありませんか?

 薬物乱用が法律で厳しく禁止されているのは、薬物乱用が心身に多大な害を及ぼすだけでなく、薬物乱用を原因とした重大犯罪を引き起こしたり、薬物乱用が国際テロ組織や暴力団等の犯罪組織の資金源となったりすることがあるからです。

 薬物乱用による精神障害により、周囲に暴力をふるうなどの異常行動を取るようになり、薬物を手に入れるために財産も仕事も失い、家庭は崩壊し、生活は完全に破綻します。最終的には、薬物を求めて殺人・放火などの凶悪な事件を起こすだけでなく、その資金は社会全体の安全を脅かす犯罪組織に利用されてしまいます。このように、薬物乱用が「個人の自由」とは到底認められるものではありません。

 

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