湖沼の水質調査

 

水環境部では、これまで奥日光の湖で様々な調査研究を行っています。

 

 

 

 

湖沼での採水方法について

湖の水質を調べるため、上の写真のように湖に船を出して採水します。湖は深いので表面付近(「表層」と言います。)の水と底の方の水とでは水質が全く異なります。

表層の水はバケツで採れますが、深いところの水は採れないので、特殊な器具を使います。下の写真は「バンドーン採水器」というものです。

 

 

 バンドーン採水器

 

ロープの付いた円筒形の採水器を湖に沈め、採水したい深さで円筒の両端に栓をすることによって、目的の深さで採水することができます。

イラストを使って採水方法を説明します。

 

採水器の両端の栓を開け、本体にフックを引っ掛けて固定し、湖に沈めます。

 

 

メッセンジャーと呼ばれるおもりを落とします。

 

 

おもりが採水器のフック部に衝突すると、栓のフックが外れ、採水器の栓が閉じ、採水できる仕組みです。

  

 

水環境部では、このようにして湖の水を試験室に持ち帰り、分析・解析することによって、調査データを取りまとめています。水環境部で過去に実施した調査研究については、 保健環境センター年報をご覧ください。

 

 

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 保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。

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