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更新日:2020年7月30日

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麻しん関連情報について

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感染症発生動向
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感染症予防啓発

   

栃木県における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(2019年7月5日 公表内容)

2019年7月5日に、安足保健所管内の医療機関から麻しん発生の報告がありました 。患者は、群馬県在住の方で フィリピンへの渡航歴が確認されています。
現在、安足保健所及び群馬県において、当該患者の行動範囲や接触者の状況を調査し、感染拡大の防止に努めております。 
麻しんを疑う症状(発熱、咳、鼻水、発疹等)が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、速やかに受診してください。

 

 

● 県民の皆様へ 

 

  1. 麻しん患者と接触した場合は、潜伏期間(10~12 日)を考慮し、接触後最大21日間の健康観察が必要です。
    麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、医療機関の指示に従って受診してください。
    なお、受診の際は、周囲の方へ感染させないよう公共交通機関の利用を避けてください。
  2. 麻しんの有効な予防策はワクチン接種です。1歳児と就学前の幼児(年長児)は定期予防接種の対象となっていますので、できるだけ早めに受けるようにしましょう。
    また、予防接種を2回受けていない方、麻しんにかかったことがない方、どちらも不明の方は、予防接種について御検討ください。


 経過
 令和元 (2019)年5月6日~6月23日 フィリピン滞在 (6月23日 帰国)
                        6月26日 発熱 
                        6月28日 群馬県 のA医療機関を受診 
                        7月 1日 群馬県 のB医療機関を紹介 受診 
                        7月 2日 栃木県 のC医療機関を紹介 受診、入院 
                        7月 4日 IgM 抗体 陽性、麻しんと診断
                        7月 5日 県衛生研究所の遺伝子検査で麻しん陽性確認

  ※麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています。現時点で患者が利用した施設を利用されても、当該患者を原因とする麻しんウイルスに感染することはありません。

 

 

 

麻しんについて

麻しんは感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく五類感染症、全数把握疾患で、流行状況を正確に把握できます。また、学校保健安全法により、麻しんは第2種の学校感染症となっており、解熱後3日を経過するまでが出席停止基準となっています。
 麻しんにかかった人と接触した、または麻しん患者が滞在していた場所を訪れた後に発熱を認めた場合は、あらかじめ医療機関に電話をし、麻しんにかかった可能性があることを伝えた上で、受診方法を確認してから受診してください。

 

 

疾病名 麻しん(はしか)
原因と潜伏期間

麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染など様々な感染ルートがあり、その感染力は極めて強いです。
麻しんに対して免疫がない人が感染した場合、ほぼ100%の人が10日~12日間の潜伏期間で発症します。

症状

38℃前後の発熱が2~4日間続き、咳、鼻汁、結膜の充血、眼脂(眼やに)などがみられます。その後、39℃以上の高熱が出るとともに、発疹が出現します。発疹出現後3~4日続いた発熱は解熱し、全身症状も改善、発疹は色素沈着を残して消退します。合併症がなければ、7~10 日後には回復します。
麻しんウイルスに感染すると、一過性に免疫機能が低下するため、麻しんウイルスだけでなく、合併した別の細菌やウイルス等による感染症が重症化する可能性があります。肺炎は比較的多い合併症で、脳炎とともに麻しんによる2大死亡原因といわれています。また、麻しんにかかった後4~8年(平均7年)が経過してから亜急性硬化性全脳炎(SSPE)などの重篤な合併症を発症することがあります。

予防対策

麻しんは空気感染するため、手洗いやマスクのみでは予防できません。そのため、ワクチンによる予防が最も重要です。ワクチンの接種をうけた後2週間後から麻しん特異的な血中抗体が出現しますが、麻しん患者と接触後、緊急(72時間以内)に麻しん含有ワクチンの接種をうけることで、発症を予防できる可能性があります。
唯一の予防方法は、ワクチンの接種を受けることで、麻しんに対する免疫を獲得することです。また、ワクチンの接種を2回うけることで、十分な免疫を獲得することができると言われています。
麻しんにかかったことがなくワクチン接種を受けたことのない方など麻しんに対する免疫が不十分であると思われる場合は、ワクチン接種についてかかりつけ医に相談しましょう。また、特に医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など麻しんにかかるリスクの高い方や、麻しんにかかると周囲への影響が大きい場合、流行国へ渡航するような場合は、2回目の予防接種についてかかりつけ医に相談しましょう。

また、定期の予防接種の対象者は無料で接種することができますので、お住まいの市町にお問い合わせください。
  ◎定期予防接種の対象期間は次のとおりです。
  第1期 生後12月から生後24月まで
  第2期 5歳以上7歳未満であって、小学校就学前の1年間 

 

   参考)国立感染症研究所 ホームページ
                    厚生労働省 ホームページ
●参考資料
 麻しん(はしか)に関するQ&A:厚生労働省(外部サイトへリンク)
 麻しんについて:国立感染症研究所感染症疫学センター(外部サイトへリンク)
栃木県における最新の麻しん患者報告件数は最新の患者情報へ  

麻しんの予防について

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることも効果的であると考えられています。麻しんの予防接種については、かかりつけの医師にご相談ください。

以下の方は予防接種法に基づく定期予防接種対象者です。早めに予防接種を受けましょう。

【第1期】 生後12か月以上24か月未満の方 
【第2期】 小学校就学前の1年間にある方

以下の方についてもご自身を守るために予防接種をご検討ください。 

 麻しんにかかったことがなく、予防接種歴が不明又は0~1回の方

 

麻しんの検査診断について(医療機関の皆様へ)

麻しんと臨床診断した場合には、ウイルス検査(PCR法)を行うための検体採取及び提供等について御協力ください。

 

麻しんの疫学情報の報告等について(平成26年5月1日付け事務連絡)

栃木県保健福祉部長通知(平成25年3月8日付け健康第1142号)

麻しん排除に向けた積極的疫学調査の実施について(別紙1 医療機関用)

検体採取及び調査についてのお願い(別紙2 患者様用)

麻しん検査の流れ

麻しんの届出基準

病原体検査票(別記様式1)

麻しん発生届(別記様式5-14-3)

麻しん対策・ガイドラインなど:国立感染症研究所感染症情報センターのホームページ(外部サイトへリンク)

 

 

 

 



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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


 

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