ここから本文です。

更新日:2019年4月1日

医療観察法医療

医療観察法医療

 医療観察法の正式名称は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」です。法律の名前が示しているように精神障害が原因で法的責任が負えないような精神状態になり、重大な他害行為を行ってしまった人を濃厚な専門的治療により状態を改善し、社会復帰に導く医療です。入院治療と通院治療がありますが、当院は両方の指定医療機関であるとともに、この治療の必要性などを判定するための精神鑑定を行う鑑定病院の指定も受けています。医療観察法鑑定をもとに裁判所が入院医療を行うか、通院医療を行うか、医療観察法の医療を行わないかを決定します。

 入院医療が決定されると栃木県では唯一の指定入院医療機関である当院の医療観察法病棟(第7病棟)に入院します。第7病棟では通常より手厚い医師と看護師の配置があり、専属の作業療法士、精神保健福祉士も配置されています。患者さんごとに担当多職種チームをつくり、薬物療法はもとより、心理療法や作業療法などの心理社会的治療を含めた治療計画を個別に作成し着実に実施してゆきます。第7病棟は18床で平成25年から開棟していますが、今までに十数人が社会復帰を果たしています。

 通院医療でも、患者さんごとに担当多職種チームを構成しチーム医療を行います。グループホームやアパート、自宅などで生活し、外来通院しながらデイケア、作業所などに通います。生活を支援するために、訪問看護やヘルパーなどが訪問します。定期的に患者さん、家族、支援者が集まり、社会復帰調整官が中心となってケア会議を行い、支援の方法を検討してゆきます。医療観察法にもとづく通院医療は、通常は3年間、最高5年間行われます。当院では同時に最大4名の患者さんを受け入れることができます。

 もどる

お問い合わせ

岡本台病院

〒329-1104 宇都宮市下岡本町2162

電話番号:028-673-2211

ファックス番号:028-673-2214

Email:okamotodai@pref.tochigi.lg.jp