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更新日:2010年11月30日

普陀山

普陀山

   浙江省の東に位置する舟山市は、1,300余りの島により成り立っている。そのうちの1つは観世音菩薩の道場の普陀山であり、山西省の五台山、安徽省の九華山、四川省の峨眉山と並ぶ中国仏教の4大聖山と称される。

 普陀山はサンスクリット語「ポタラカ」の音訳であり、中国語に訳すと「美しい白い花(華)」との意味から、最高峰の仏頂山が「白華頂」とも呼ばれる。

 

 



 普陀山の開山に関して、858年に日本僧の慧萼が五台山から観音像を抱き、寧波から日本に帰ろうとしたが、船が普陀山に差し掛かると海面に鉄の蓮華が湧き出て、船の進路を塞いだため、慧萼は「観音菩薩がこの地を選んだ」として島に留まり、庵を結び観音像を祀ったと伝えられている。

 これが「不肯去観音」(行かずの観音)のいわれである。その後、普陀山は観音道場となり、多くの仏寺が建立されるようになり、最盛期に82もの寺院が築かれた。

 朝方のしじまに波音とともに読経の声が響き、木々が茂る中に寺院の軒がちらりと姿を覗かせる風景に、言葉にしがたい神聖さが潜んでいる。

 

 

                                   普陀山全景                                                             南海観音

 

 

 

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