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更新日:2018年11月20日

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土地改良協議会主催による先進地視察研修会が開催されました【平成30年11月】

 平成30(2018)年11月7日(水)、河宇土地改良協議会及び宇都宮市土地改良協議会による平成30年度先進地視察研修会が開催されました。河内管内の各土地改良区の役職員や関係機関の職員計43名が参加し、金田北部土地改良区(大田原市)、那須野ヶ原土地改良区連合(那須塩原市)の方々からお話を伺いました。

 金田北部土地改良区では、ほ場整備事業を契機とした露地野菜導入に対する取組などについて、様々なお話を聞くことができました。金田北部地区では、ほ場整備を3地区に分けて実施し、事業が完了した後、ネギやウド、ナスなどのブランド野菜を栽培しています。農地の区画が整理されたので、大型機械を用いて収益性の高い作物の栽培ができるようになったとのことでした。

 H30先進地視察研修1

                                  (金田北部地区の取組についての研修の様子   金田北地区公民館)

 H30先進地視察研修2

                                                    (金田北部地区で栽培されているウド)

 

 那須野ヶ原土地改良区連合では、昨年度に世界かんがい施設遺産に登録された那須疏水を視察しました。那須野ヶ原一帯は火山灰や軽石が堆積しており、「手にすくう水もなし」と表現されるほど、農業にはとても不利な地域でした。堀の開削や水田の開墾を行っても思うような効果は得られず、農家の方々の苦労は絶えませんでしたが、印南丈作、矢板武らの働きかけにより、政府直轄の工事が始まり、明治18年に那須疏水が開削されました。さらに、国営事業などで那須疏水の拡張や改修が繰り返し行われたことで水循環が健全化し、今では豊かな農村地帯になっています。連合では、現在水路の維持管理や農業用水を利用した小水力発電などの他、施設の見学を受け入れたり、森林の保全活動に取り組んだりして地域に貢献していました。将来を見据えた土地改良区運営のため、大変参考になりました。

 H30先進地視察研修4

                                  (那須疏水についての研修の様子   那須野ヶ原土地改良区連合事務所)

 H30先進地視察研修3

           (那須疏水現地視察の様子   昭和42年国営那須野原開拓建設事業により建設された西岩崎頭首工)

 

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