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更新日:2016年6月7日

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1 地域農業・農村の現状と課題

 芳賀地域は県の東南部に位置し、東部と南部は茨城県に、西部は鬼怒川を挟み河内及び下都賀地域に、北部は塩谷、南那須地域にそれぞれ接しています。

 西部エリアは、五行川、小貝川が南流し肥沃な土地と豊富な用水に恵まれた水田地帯で、米・麦・大豆を中心とした大規模な土地利用型農業が営まれるとともに、県内を代表する園芸地帯ともなっています。特に、いちごについては、全国一の産地規模を誇り、県内生産量の約3分の1を占める他、「なす」「日本なし」「トマト」「切り花、鉢物」等、県内屈指の園芸産地を形成しています。

 東部エリアは八溝山系の中山間地と芳賀台地を形成する丘陵地帯からなり、多くの棚田や那珂川を始めとした豊かな自然と魅力ある地域資源に恵まれた地域です。それらの資源を活かして、道の駅など拠点施設における農産物直売や各種イベントの開催、オーナー制による都市農村交流活動等が活発に行われています。

 しかしながら当管内においても、生産者の高齢化・担い手不足、農畜産物の価格低迷等による農業生産への影響は深刻であり、地域全体の生産規模は縮小傾向にあります。今後、特に園芸において生産者の減少が加速化することが見込まれるため、地域内外から幅広く、多様な担い手を確保・育成していくことが求められています。また、土地利用型農業においては、より一層の経営効率化に向けた農地の面的集約や将来的な担い手の確保育成を図ることが急務となっています。

 一方、中山間地域においては耕作放棄地となっている農地が多く、丘陵地帯の畑地の有効活用と併せて生産条件を改善していくことが課題となっています。

 

項目

単位

H22

H27

総農家数 

 10,184 ※1

 8,831 ※12

販売農家数 

 戸

 7,660 ※1

 6,416 ※12

プロ農家数 ※6

 戸

 103 ※1

 143 ※2

新規就農者数 ※3

 人

 189 ※4

 229 ※4

農地集積率 ※3

 %

 37.7

 44.7 ※5

集落営農組織数 ※3

 集団

 26

 32 ※5

水田整備率 ※3

 %

 79.5

 80.6 ※5

交流拠点施設数 ※3※7

 箇所

 77

 68 ※5

交流拠点施設販売額 ※3※8

 億円

 21.0

 23.6 ※5

市町観光客入込数 ※9

 人

 8,518,194 ※10

 8,613,073 ※5

中山間地荒廃農地面積 ※11

 ha

 597 ※1

 624 ※12

野生鳥獣による農作物被害面積 ※3

 ha

 2,716

 2,610 ※5

 

※1:2010農林業センサス
※2:2015農林業センサス速報値
※3:振興事務所調べ
※4:当該年度までの5年間の累計数
※5:平成26年度データ
※6:推定販売額3千万円以上
※7:直売所、農村レストラン、農産物加工施設、観光農園、オーナー制度、市民農園、加工体験施設
※8:直売所、農村レストラン、農産物加工施設
※9:県観光交流課調べ
※10:暦年データ
※11:茂木町
※12:2015農林業センサス 

お問い合わせ

芳賀農業振興事務所

〒321-4305 真岡市荒町116-1 芳賀庁舎

電話番号:0285-82-4720

ファックス番号:0285-83-6245

Email:haga-nsj@pref.tochigi.lg.jp