農福連携実践農場見学会in市貝を開催しました

栃木県では、農業者や福祉関係者等の皆様に農福連携への理解を深めていただくため、県内の各地域において、農福連携実践農場見学会を開催しています。

本年度1回目となる見学会を市貝町田野辺で開催し、トマトやきゅうりのハウス内の除草作業の受委託事例を見学するとともに意見交換を行いました。

今回の対象である、「岩村雄也氏」と「社会福祉法人恵友会あさひ（以下「あさひ」）」は、農福連携マッチングをきっかけに、平成30年度から連携を開始しました。福祉施設の利用者を受け入れようと検討している農業者や施設職員等に向け、岩村氏からは、作業内容や休憩など留意している点の説明や、「丁寧に作業をしていただけるので大変助かっており、今後、他の作業の依頼も検討している」と依頼した感想を、「あさひ」の大森副施設長からは、「工賃の確保だけでなく、利用者の健康増進やリフレッシュ効果も大きく、農業者の期待に応えられることが、やりがいにつながっている」と双方からお話がありました。

参加した農業者から取組に対する具体的な質問があがったり、取組実績のある福祉施設からは、状況や効果などのお話があったりと、活発な意見交換が行われました。

農福連携の取組に関心のある方は、各地域の農業振興事務所へ御連絡下さい。

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