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更新日:2018年10月4日

台風24号の接近に伴う農作物被害防止対策

  週末から週明けにかけて、大型で非常に強い台風24号の接近に伴って、県内でも、台風による大雨、強風等の影響が懸念されることから、以下の事前対策を十分行い被害防止に努めてください。

なお、交通障害、停電などの被害が発生する恐れもあり、大雨、強風になった場合、身の安全確保を第一に努めてください。

1. 共通

1 大雨対策

(1) 大雨による冠水等が心配されるほ場では、事前に排水溝を設けるなど、対策を講じておく。

(2) ゴミや刈り払った雑草が水路を塞がないよう、事前に取り除いておく。

2 防風網・防鳥網・多目的防災網等の点検、補修

(1) 網が飛ばされたり破られたりしないよう固定状況を点検するとともに、支柱を設置し補強する。

(2)破損部があると強度が低下するので補修しておく。

(3) 収穫が終了したほ場は、速やかに資材等を片付ける。

3 ハウスの点検、補修

(1) 被覆資材の破損部や固定が不十分なところがないか点検し、補修を行っておく。

(2) ハウス強度を上回る強風が吹く可能性がある場合には、天窓やサイド換気部を全開にするとともに、天井や妻面のビニルをはずして風を抜けやすくし、施設の損壊を防ぐ。時間的に余裕がない場合には、カッターナイフ等で切りとり、風の通り道を確保する。

4 事後対策の準備

(1) 被害後、速やかに回復措置がとれるよう、排水対策や施設等の修復、病害防除等の準備をしておく。

 

2.普通作物

1水稲・大豆・小豆・そば

(1) 収穫適期を迎えている水稲は、台風の接近前に速やかに収穫する。

(2) 倒伏した稲は、晴れ間を見て株起こしを行い、穂発芽を防止する。

(3) 冠水及び浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

(4) 大豆は、葉焼症や斑点細菌病の予防のため、台風通過後に登録薬剤を散布する。

(5) 倒伏したそばは、無理に起こすと折れてしまうので、自然に起き上がるのを待つ。

 

3.野菜

1全般

(1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。

(2) ほ場の冠水及び浸水が懸念されるので、排水溝の点検、再整備を行う。

2いちご

(1) 炭疽病が発生しやすくなるので、排水対策を行うとともに、発生が懸念されるほ場では防除を実施する。なお、育苗期と本ぽで使用できる農薬が異なるので注意する。

(2) 夏秋いちごは、被害を受けないようハウスの点検、補修、補強を行う。同時に、湿度が高く、病害が発生しやすくなるので注意する。

3 なす、きゅうり、トマト等

(1) 強風による損傷や倒伏を軽減するため、茎や枝を支柱やネット、誘引線にによく固定しておく。

 

4 だいこん、きゃべつ、レタス、ブロッコリー等

 (1) 倒伏を軽減するため、株元が揺れないよう土寄せを行う。

 

4. 果 樹

1共通

(1)収穫中の品種はできるだけ取り込む。

2 なし・ぶどう等(棚仕立て果樹)

(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、結果枝等を棚によく固定しておく。

3 りんご等(立木仕立て果樹)

(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、側枝等太枝に支柱を設置したり、結果枝どうしを結束するなどして、固定しておく。

4苗木

(1) 強風による倒伏を軽減するため、支柱によく固定しておく。

 

5. 花 き

 1りんどう等

(1) りんどう新植ほ場では、マルチが風で飛ばされないように、しっかりマルチ止めなどで固定する。

(2) 冠水及び浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

 

6. 特用作物

1こんにゃく

(1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水路につないでおく。

(2) 冠水及び浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

 

7. 畜産

1 畜舎

(1) カーテン等の固定状況を点検し、補修・補強をしておく。

(2) 雨水の流入が心配される場合は、土のう等により対策を講じておく。

(3) 車両や飼料、機器を水没しない場所へ移動しておく。

(4) 風雨により浸水する可能性のある電気設備の防水対策を講じておく。

2飼料用とうもろこし

(1) 畑の排水路を確保する。

(2) 収穫適期を確認し、早めに刈り取りを行う。

(3) 収穫適期に被災した場合は、今後の気象情報に注意し、ほ場に機械が入れる状態になったら早めに収穫する。収穫時は土砂が混入しないように高刈りする。土砂の付着の著しいとうもろこしは、サイレージの品質劣化等の懸念があるので収穫しないようにする。倒伏、高水分、刈り遅れはサイレージの品質低下が避けられないので、調製時に添加剤を利用する。また、給与に際しては、必要に応じてかび毒や栄養成分分析を行うとともに、栄養価、嗜好性等にも配慮し、補助飼料やかび毒吸着剤を給与する等家畜の生産性が低下しないよう注意する。

3停電による搾乳不能に備えて

(1) 発電機の準備と燃料の確認を行っておく。

(2) 停電時に搾乳する場合は高泌乳の牛から行う。また、濃厚飼料の給与は控える。

 

(注意)

農薬の使用に当たっては、使用基準(適用作物、希釈倍数、使用時期、使用回数等)を厳守する。同一成分の使用回数にも制限があるので注意する。

農薬散布に当たっては、飛散防止に十分注意する。

倒伏、冠水等により土壌等が付着すると、放射性物質に汚染されるおそれがあるので、収穫物に混入しないよう注意する。

お問い合わせ

塩谷南那須農業振興事務所 農畜産課

〒329-2163 矢板市鹿島町20-22 塩谷庁舎

電話番号:0287-43-2318

ファックス番号:0287-43-4072

Email:shioya_minaminasu-nsj@pref.tochigi.lg.jp

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