H28年8月26日

塩谷南那須農業振興事務所 農村整備部 整備課

8月5日、塩谷南那須農業振興事務所は、中山間地域総合整備事業高原(たかはら)地区で平成27年度に圃場整備を行った上伊佐野地区（矢板市）において、環境配慮検討会アドバイザー、たかはら土地改良区、矢板市、農業振興事務所職員等8名で生きもの調査を実施しました。

この生きもの調査は、圃場整備工事において生態系に配慮した工法を積極的に取り入れたことから、その効果の検証と工事前の環境が保全されていることについての理解促進を図ることを目的に実施しました。

当日は、さで網等を用いて採捕を行い、ドジョウやカエル、アカハライモリといった生物を確認することができ、自然が豊かな地域であることを実感するとともに、環境に配慮した工法に効果があったことも確認できました。

8月22日には土地改良区、住民代表、地元農業者、環境アドバイザー、行政で構成された「高原地区 第1回環境配慮検討会」を開催しました。

上伊佐野の生物調査も参考にして、新たに工事を行う地域の保全種及び保全対策工法が全員の合意により決定し、引き続き生態系に配慮した整備を行っていくことを確認しました。

           

                        生きもの調査の様子                                                  採捕されたドジョウやカエル

            

                      アカハライモリ                                                           環境配慮検討会の様子

 

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