重要なお知らせ
更新日:2017年7月6日
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本科は農業経営学科、園芸経営学科、畜産経営学科の3学科で構成されています。農業経営学科では主に水稲栽培や露地栽培など土地利用型の農業経営のノウハウを学びます。園芸経営学科はさらに野菜専攻、花き専攻、果樹専攻に分かれ、それぞれの専門分野に特化した技術・知識を学びます。畜産経営学科では肉牛や乳牛の飼育管理技術・知識に関して学ぶことができます。
また、農業の6次産業化を目指し全ての学科専攻で農産加工を学びます。
土地利用型作物(水稲・麦・露地野菜等)についての生理・生態的特性や栽培環境を理解し、栽培技術及び経営管理のた めの知識・技術を取得します。※赤オクラ、紫アスパラガス、ターバンスカッシュ(かぼちゃ)など「おもしろ野菜」の栽培にも取り組んでいます。
施設野菜(いちご・トマト等)についての生理・生態的特性や栽培環境を理解し、栽培技術及び経営管理のための知識・技術を習得します。※平成27年度、最先端トマト高軒高ハウスを導入(全農とちぎ様からの寄贈)し、促成長期栽培に取り組んでいます。
花き(シクラメン、ポインセチア等の鉢物、きく、カーネーション、ゆり、トルコギキョウ等の切り花)について生理・生態的特性や栽培環境を理解し、栽培技術及び経営管理のための知識・技術を習得します。※平成27年度、花きハウスで「地中熱利用省エネ施設(PDF:260KB)」を導入し、利用実証を行っています。
果樹(なし・ぶどう・りんご等)について生理・生態的特性や栽培環境を理解し、栽培技術及び経営管理のための知識・技術を習得します。※なし及びぶどうの「根圏制御栽培」に取り組んでいます。
酪農・肉牛経営に必要な家畜飼養管理・繁殖・搾乳・肥育・飼料作物栽培などに関する専門的知識・技術及び経営管理のための知識・技術を取得します。※平成27年度、高能力牛4頭導入(乳用牛2頭(PDF:213KB)、和牛2頭(PDF:146KB))して家畜改良に取り組んでいます。
<平成29年度学生数> (平成29年4月6日現在)
学科 |
専攻 |
平成29年度学生数(名) |
計 |
|||
1年生 |
2年生 |
|||||
|
|
男 |
女 |
男 |
女 |
|
|
16 |
5 |
20 |
1 |
42 |
|
園芸経営学科 |
10 |
8 |
14 |
4 |
36 |
|
|
3 |
2 |
2 |
8 |
15 |
|
|
3 |
0 |
0 |
3 |
6 |
|
|
14 |
4 |
7 |
6 |
31 |
|
|
計 |
46 |
19 |
43 |
22 |
130 |
第1学年では、農業に関する基礎的内容から、作目栽培に必要な高度な知識を講義で学習し、専攻実習で実践します。8月下旬から約1ヶ月間の先進的経営研修として先進農家で生きた技術を学びます。また、寮生活の中で,責任感や協調性を育みます。
第2学年では、引き続き講義の中で作物栽培や農業経営に必要な専門的な知識を学習し、専攻実習で技術を学びます。同時に、将来の就農を見通して自分の将来の夢を現実にするための営農設計の演習を実施します。さらに、第2学年の専攻実習の中では、栽培や飼養に関する実験を行い、その結果を卒業論文としてまとめます。
本校での2年間の学習と生活をとおして、卒業後は農業経営者として、あるいは農業関連産業の中で活躍できる人材を育成します。
本校卒業により専門士の称号が授与されます。卒業後は、就農して農業経営者となります。または、更に一定期間先進農家で技術研修を受けた後に就農します。あるいは、JA等の農業関連業界に就職します。また、本校は学校法に基づく専修学校であり、卒業によって4年生大学の第3学年への編入学の資格が得られ、さらに大学で学習を継続する選択肢もあります。
本校では1年を通じて、スポーツ大会や収穫祭、農大祭など多くのイベントが行われます。それらイベントの多くは学生自治会が主体で催されています。学生自治会の役員は自治会選挙で選出され、約1年半の間、様々な行事の企画・進行に携わることができます。
また、本校には12のサークルがあり、各々が希望するサークルに所属し、放課後等に活発に活動しています。毎年5月に行われる東関東スポーツ大会では、7つの運動サークルが出場し、他校の農業大学校学生とスポーツを通じて親睦を深めます。
お問い合わせ
農業大学校
〒321-3233 宇都宮市上籠谷町1145-1
電話番号:028-667-0711
ファックス番号:028-667-4943