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更新日:2012年9月19日

平成23年度事業概要

はじめに

 県央地域の家畜衛生の推進につきましては、日頃から御理解と御協力をいただき、厚くお礼申しあげます。平成23年度は、管内で牛のヨーネ病(6頭)の発生があったものの、家畜衛生の面では平穏な1年でした。

 平成23年度は、言うまでもなく東日本大震災からの復興を目指す日々でした。管内の畜産は幸い大震災の直接の被害は少なかったのですが、東京電力福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質汚染の影響を大きく受けました。特に汚染稲わら等の問題、国による牛肉の出荷停止措置の影響は重大でした。県は関係機関と連携して全力でこの問題に取り組みましたが、家畜保健衛生所も農家における検査・指導や牛肉の放射性物質検査を担当し、消費者や農家の皆さまの不安解消に努めてきました。この問題は短期間で解決できるものではありませんが、業務を通じて今後とも安全な畜産物の生産に貢献したいと考えております。

 家畜衛生分野では、国内での口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の発生はありませんでしたが、口蹄疫は近隣の韓国、台湾、中国、極東ロシアで発生が続いており、HPAIは東アジアに常在した状態です。これらの国々は、我が国と人や物の交流が盛んであることから、口蹄疫の侵入や渡り鳥によるHPAIの持ち込みが危惧されています。こうした状況に対応するため、農家の皆さまには飼養衛生管理基準の遵守と異常畜の早期通報をお願いし、また農業振興事務所を中心に関係機関と連携して防疫体制の強化に努めてきました。今後とも御協力をお願いいたします。

 さて、一昨年の宮崎県における口蹄疫に対する防疫対応への反省等から昨年改正された家畜伝染病予防法が、10月から本格施行されました。港や空港における水際防疫の強化などと並び、農家における衛生水準の強化が柱となっております。当所では市町や団体単位の説明会を開催するとともに、農家巡回による指導等を行ってきました。強化された飼養衛生管理基準への対応や年1回の知事への定期報告など、農家の皆さまの負担も増えますが、畜産が地域と共存して発展するためには必要不可欠なことですので、今後も御協力をお願いします。家畜保健衛生所は、関係機関と連携しながらより良い家畜防疫体制を目指して参りますので、更なる御支援と御協力をお願いします。

 ここに平成23年度事業概要を取りまとめましたので、御高覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

 

  

平成24年4月

 栃木県県央家畜保健衛生所 

  所  長    平井 清司 

目次

県央家畜保健衛生所の概要

平成23年度事業実施状況

家畜伝染病予防事業

家畜衛生対策事業

動物薬事監視業務

その他の事業

調査事業

  • 病性鑑定
  • 家畜伝染病抗体等調査事業成績
  • 牛海綿状脳症(BSE)サーベイランスの成績
  • 高病原性鳥インフルエンザモニタリングの成績
  • 動物由来感染症監視体制整備
  • 診断予防技術向上対策
  • 畜産物安全性確保対策成績
  • ビタミン検査成績

 試験研究

 第53回栃木県家畜保健衛生業績発表会演題

参考資料

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お問い合わせ

県央家畜保健衛生所

〒321-0905 宇都宮市平出工業団地6-8

電話番号:028-689-1200

ファックス番号:028-689-1279

Email:kenou-khe@pref.tochigi.lg.jp

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