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更新日:2010年11月30日

事業概要

1.家畜伝染病予防事業

 家畜伝染病及び家畜伝染性疾病の発生予察を含む発生予防とまん延防止のための検診、検査、注射、病性鑑定、各種疾病の抗体検査及び自衛団体の指導等を実施しています。

〔主な予防事業の内容〕

  • 牛のブルセラ病及び結核病検査

 人獣共通感染症である本病の清浄度の維持とこれらの撲滅を図るため、主に乳用牛を対象に検査を実施しています。

  • 牛のヨーネ病検査

 本病の早期清浄化と撲滅を図るため、乳用牛を対象に検査を実施しています。 

  • 馬伝染性貧血検査

 乗用馬、競走馬等を対象に、本病の清浄度の維持を図るため検査を実施しています。

  • オーエスキー病検査

 農場の清浄度維持等の目的で農場飼養豚の抗体検査を実施しています。また、浸潤状況を把握する目的で、管内のと畜場出荷豚の抗体検査を実施しています。 

  • 高病原性鳥インフルエンザ

 国内での本病発生を受け、管内における発生予防のため抗体検査を実施しています。

  • ニューカッスル病検査

 発生予防に重点を置き、ワクチン接種の指導、抗体検査等を実施しています。

  • 種鶏対策

 原種鶏及び種鶏の10%を抽出し、家きんサルモネラ感染症、ニューカッスル病、マイコプラズマ感染症(Mg、Ms)等の検査を実施し、健康びなの流通に努めています。

  • 腐蛆病検査

 養蜂業者の定飼蜂群及びイチゴハウスの授粉用蜂群を対象に検査を実施しています。

  • 輸入着地検査

 輸入家畜による監視伝染病侵入防止のため、動物検疫所における輸入検疫後の家畜の飼養地において、3か月間の防疫措置を実施しています。 

  • 豚オーエスキー病

 栃木県豚オーエスキー病防疫対策基本方針及び防疫対策実施要領に基づき、定期的な抗体検査を行い、地域の状況に応じた清浄化の促進並びに清浄度の維持に努めています。

  • 放牧牛衛生検査

 公共育成牧場に放牧された牛について、定期的に衛生検査(臨床検査、血液検査、寄生虫検査、牛体消毒、妊娠鑑定等)を実施しております。

  • 病性鑑定

 家畜の不明疾病について、その原因や病態を早急に究明し、まん延防止を図る必要から、畜産農家をはじめ獣医師や市町等の関係機関からの依頼により実施しています。

  • 家畜自衛防疫指導

 家畜飼養者自ら家畜防疫意識を啓発し、向上させるために家畜自衛防疫団体に対し、指導、研修会を実施しています。

 

 その他、各種疾病の検査、注射等を実施し、家畜伝染病及び家畜伝染性疾病の発生予防とまん延防止に努めています。

 

2.家畜衛生対策事業

  各種疾病による家畜の損耗防止と生産性の向上を図り、消費者への安全・安心な畜産物の提供並びに健全な畜産振興に資するため、家畜保健衛生所が中心になって、会議の開催、情報の収集と広報、農家への指導及び各種検査を実施しています。

 

(1)監視・危機管理体制整備対策

  • 家畜伝染病防疫対応強化

 飼養衛生管理の向上を図るため、会議の開催、畜産農家に対する衛生管理指導を実施しています。

  • 家畜衛生関連情報整備対策

 家畜衛生に関する対策及び疾病の発生状況等の情報を収集・分析し提供しています。

  • 診断予防技術向上対策

 近年問題となっている家畜の伝染性疾病の迅速診断法の開発を進めるために必要な調査、検査を実施しています。

  • まん延防止円滑化対策

 悪性伝染病発生の迅速かつ的確な防疫体制の整備を行っています。

  • 動物由来感染症監視体制整備

 家畜に 起因する疾病についてモニタリング調査を行い、発生の予察、防除対策を確立するために検査、指導を実施しています。

 

(2)慢性疾病等低減対策

  生産性阻害が顕著な農場に対し、生産性を阻害する疾病群について、調査・検査を行い、発生動向を把握、得られた成績をもとに、対策を検討するととともに、疾病防疫マニュアル作成の基礎としています。

 

(3)畜産物安全性確保対策

  • 動物用医薬品危機管理対策

 動物用医薬品の流通段階での品質確保を図るため、動物用医薬品販売業者の立入検査・指導、収去検査等を実施しています。

  • 生産衛生管理体制整備事業

 安全・安心な畜産物を生産し、消費者の信頼性を確保するため、HACCP方式の各農家への円滑な導入・普及定着を図り、監視・管理体制のあり方の検討を行っています。

 

3.動物薬事監視業務

(1)動物薬事受託業務(動物用生物学的製剤国家検定業務)

 管内の動物用医薬品製造業者及び動物用医薬品輸入販売業者の動物用生物学的製剤の国家検定業務について、申請の受付、検定品の抜き取り及び封印、合格品の開封業務を担当しています。

(2)動物用医薬品販売業許認可業務

 動物用医薬品販売業の許可、更新等の事務を通じ、動物用医薬品の適正な販売及び流通過程における品質、安全性の確保に努めています。

(3)動物用高度管理医療機器等販売・賃貸業許認可業務

 副作用又は機能の障害が生じた場合において、人又は動物の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器について、許可等の事務を通じ、適正な管理、販売及び賃貸における安全性の確保に努めています。

(4)動物用医薬品販売業者立入調査・指導

 動物用医薬品販売業者に対し、動物用医薬品の流通及び品質の適正確保を目的に、薬事法に基づき立入調査を実施しています。

 

4.その他の業務

(1)種畜検査

 適正な家畜の改良・増殖を促進するため、家畜改良増殖法の規定に基づき、管内で飼養される種雄畜について、繁殖障害、伝染性疾病及び遺伝性疾患の有無等について検査を実施しています。

(2)環境保全対策事業

 畜産経営に起因する水質汚濁を未然に防止するため、管内の畜産農家において畜舎排水の調査を実施しています。

(3)牛受精卵移植技術指導

 高能力牛の効率的な増産により経営の向上及び改良を推進するため、受精卵移植技術の普及を図ることとし、獣医師、家畜人工授精師(移植師)との連携のもと、採卵、移植、凍結等の技術指導を実施しています。

(4)診療施設立入調査・指導

 飼育動物診療施設に対し、獣医療の適正確保を目的に獣医師法及び薬事法に基づき立入調査を実施しています。

(5)家畜人工授精師等立入調査

 管内の家畜人工授精所及び家畜人工授精師に対し、家畜人工授精業務の適正確保を目的に家畜改良増殖法に基づき立入調査を実施しています。

(6)家畜衛生の啓発、情報の提供

  • 講習会、研修会の開催

 食品の安全性を確保するとともに、飼養規模の拡大や流通の広域化等に伴い多様化する諸問題に的確に対応し、健全な畜産の振興に資するため、獣医師、家畜人工授精師、市町、関係団体及び家保等の職員を対象とした講習会、研修会を開催しています。

  • 家畜衛生情報の提供

 家畜伝染病の発生時に「伝染病発生速報」として、関係機関、獣医師、畜産農家等へ情報を提供し注意を喚起しています。
 また、家畜衛生に関わる情報について、「家畜衛生情報(家保だより)」として、定期的に関係機関、関係獣医師、畜産農家等へ送付しています。 

(7)血中ビタミン依頼検査

 管内肥育農家からの生産性向上を目的とした血中ビタミン検査依頼に基づき、ビタミンA及びE、β-カロチンの3項目について測定をしています。

5.試験研究

  家畜疾病の防除技術の確立を図り生産性向上に寄与するために、家畜衛生に関する調査研究を実施しています。

 

お問い合わせ

県央家畜保健衛生所

〒321-0905 宇都宮市平出工業団地6-8

電話番号:028-689-1200

ファックス番号:028-689-1279

Email:kenou-khe@pref.tochigi.lg.jp

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