栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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第2章 "とちぎ"を動かす

第2節 将来像実現のために

2 5つの基本目標

 こうした“とちぎ”づくりの基本姿勢のもと、本県の将来像「活力と美しさに満ちた郷土“とちぎ”」を実現していくために、時代の潮流や本県の将来展望・発展可能性を踏まえ、県民生活を支える5つの視点から捉えた、私たちの目指す基本目標を設定します。

基本目標1 知恵にあふれ心豊かな人づくり〔教育・文化〕 

 「人」はすべての活動の源泉であり、地域の活力そのものです。
 県民一人ひとりが、それぞれ持てる個性や能力を伸びやかに発揮し、いきいきと活動できる環境をつくることが、地域の豊かさの源となり、そこから個性豊かな文化が息づく、心にぎわう魅力的な郷土が生まれます。
 また、知識や学力だけではなく、創造性や積極性、協調性を備えた多様な人材を育成していくことで、これからの知恵の時代における夢と希望の実現を図っていきます。


基本目標2 いのちをやさしく見守る社会づくり〔人権・保健・医療・福祉〕

 すべての「いのち」が輝く健やかな社会をつくっていくことが、私たちの願いです。
 少子高齢化が急速に進行する中、地域のだれもが心身ともに健康で暮らせ、安心して子どもを生み育てることができ、高齢者や障害者が生きがいを持って暮らせる社会をつくっていくことがますます重要になります。
 そうした環境を実現するために、家庭、地域、職場など、毎日の暮らしの中で、人と人とが認め合い、絆を大切にし、互いが手をさしのべ支え合えるような社会づくりを進めていきます。


基本目標3 確かな技術と創造性に富む産業づくり〔農林・商工サービス・労働〕

 豊かな生活は、創造性あふれる「産業」の発展に支えられています。
 本県の恵まれた立地特性を最大限に活かし、生産の振興と高度な流通・サービスを展開するとともに、これまで蓄積されてきた産業集積や人的資源を活かし、豊かな知恵と絶えざる創意を織り込みながら、新たな技術やノウハウ、そして新しい付加価値を創造することで、本県産業の持続的発展を可能にしていきます。
 また、産業構造の変化や企業ニーズの多様化に対応し、安定した雇用の確保や産業人材の育成を図っていきます。


基本目標4 快適でにぎわいのある交流地域づくり〔社会基盤・観光・国際化〕

 快適な暮らしの空間と人・物・情報の盛んな交流が、「にぎわい」をもたらします。
 秩序ある土地利用や安全で質の高い社会基盤を整備することにより、都会的な利便性と自然とふれあいながら暮らせる快適性という本県の有する優れた特徴にさらに磨きをかけ、豊かさを実感できる地域づくりを進めていきます。
 そして、人と人とのふれあいを大切にし、活力あるまちづくりやむらづくりを進めるとともに、魅力ある観光交流社会づくり、さらには経済や教育・文化などあらゆる面での国際化を進めることにより、交流の輪が広がり、その交流から新しい文化や情報が発信される、にぎわいの郷土をつくっていきます。


基本目標5 安心のくらしを支える環境づくり〔環境保全・防犯・防災〕

 生活のすべてを支える「環境」を、安心で持続可能なものとして次世代に継承していくことが、今を生きる私たちの責務であると考えます。
 自然環境を守り育て、産業活動やライフスタイルを環境負荷の少ないものへと転換するなど、循環型社会の形成に向けた取組を進めるとともに、治安・防災対策を充実し、だれもが安全・安心に暮らすことのできる空間づくりを進めます。
 そうした取組によって、私たちが心穏やかに暮らすことができ、自信を持って未来へ引き継ぐことができる、美しくやすらぎに満ちた環境を創造していきます。

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