用語解説

ダイオキシン類

ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン及びコプラナーポリ塩化ビフェニルをまとめてダイオキシン類という。無色無臭の固体で水に溶けにくく、油などに溶けやすい。物の燃焼に伴い非意図的に生成し、廃棄物焼却炉などから排出される。
 ダイオキシン類の中で2,3,7,8-TCDDは人工物質としては最も強い急性毒性がある物質であり、WHOでは発がん性があると評価している。
 環境基準は大気0.6pg-TEQ/m3、水質1pg-TEQ/リットル、水底の底質150pg-TEQ/g、土壌1,000pg-TEQ/gである。