用語解説

レッドデータブック

絶滅のおそれのある種の現状を明らかにした資料をいう。国際的にはIUCN(国際自然保護連合)によって刊行されている。
 日本では、環境省が「緊急に保護を要する動植物の種の選定調査」の結果に基づき、「日本の絶滅のおそれのある野生生物」(日本版レッドデータブック)として刊行している。この中で、絶滅のおそれのある野生生物は、絶滅種絶滅危惧種危急種希少種、保護に留意すべき地域個体群の5つのカテゴリーに分類されている。