用語解説

水準点

水準測量によりその標高を決定してある点。日本では、全国の国道、県道沿いに2kmおきに1等水準点が設置され、その標高が0.1mmまで決定されている。水準点は、半球状の凸起をもった花崗岩石材や凸型の金属を頭部に埋め込んだコンクリート・ブロックなどを地中に埋めて作られている。
 日本では、水準測量の基準となっている水準点を水準原点と呼び、国会議事堂横の尾崎公園内にあり、東京湾平均海面上24.4140mと定めている。