計画の基本的なあり方や計画に対する期待などについて県民の意見を聞くため、3つの流域ごとに「『とちぎの水環境を考える』シンポジウム」を開催しました。
(1)開催日及び場所
○ 渡良瀬川流域(県南地区)
開催日:平成15年2月8日
会 場:栃木県県南地域地場産業振興センター(足利市)
○ 鬼怒川・小貝川流域(県央地区)
開催日:平成15年2月11日
会 場:プラザイン・くろかみ(宇都宮市)
○ 那珂川流域(県北地区)
開催日:平成15年2月16日
会 場:ふれあいの丘シャトーエスポワール(大田原市)
(2)内容
○ 第1部 「栃木県水環境保全計画(仮称)」の策定について
栃木県生活環境部環境政策課
○ 第2部 パネルディスカッション
コーディネーター 水谷 正一 宇都宮大学教授
パネリスト
・渡良瀬川流域(県南地区)
新藤 義二 矢場川に清流を取り戻す会会長
大島 由臣 足利市立葉鹿小学校教諭(公募)
小林 進一 コマツ小山工場
高岩 秀文 藤岡町環境保険課長
・鬼怒川・小貝川流域(県央地区)
中茎 元一 メダカ里親の会
葛谷 理子 栃木の水を守る連絡協議会代表(公募)
竹内 敏彦 キリンビール(株)栃木工場副工場長兼環境室長
高橋 悟 宇都宮市環境部環境保全課長
・那珂川流域(県北地区)
藤間 茂子 茂木の川をきれいにする婦人の会会長
伊藤 敏夫 (株)栃木ニコン経営管理部副ゼネラルマネジャー兼工務課長
市場 昌隆 大田原市民生部生活課長
(敬称略)
(1)県民
県民の水環境に関する意識、満足度等を把握するため、平成14年9〜10月、無作為に抽出した20歳以上の県民3,000人に対し、アンケート調査を実施しました。
(2)事業者
事業者の水環境に関する意識や水環境保全に関する取組を把握するため、平成14年9〜10月、水質汚濁防止法及び栃木県公害防止条例に基づく特定事業場500社に対し、アンケート調査を実施しました。
(3)民間団体
民間団体の水環境に関する意識や水環境保全に関する取組を把握するため、平成14年11〜12月、県内の民間団体65団体に対し、アンケート調査を実施しました。
(4)市町村
市町村の水環境保全に関する取組や抱えている課題などを把握するため、平成14年9〜10月、49市町村に対し、アンケート調査を実施しました。また、平成15年9月、「栃木県水環境保全計画(仮称)の基本的なあり方(中間とりまとめ)」に対する意見を照会しました。
栃木県環境審議会が、「栃木県水環境保全計画(仮称)の基本的なあり方(中間とりまとめ)」に対する意見募集を行った結果、15名の方から計96件のご意見等をいただきました。