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更新日:2021年2月1日

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初任科生インタビュー!

 

初任科

 

令和2年度入校の初任科生6名に警察官採用試験を受験した当時の話や、警察学校に入校してからについてインタビューしました。
これから警察官を目指す方、警察官の仕事に興味のある方、是非参考にしてください!

Q1:警察官を目指したきっかけは何ですか?

A巡査(22歳・女性)

私は元々柔道をやっていたこと、親族が栃木県警察官であることから受験しまた。
就職活動を進める中で地元栃木で就職することを前提に考えていましたが、第一志望は市役所職員で警察官ではありませんでした。最終的に、県民のために仕事するならと考え、栃木県警察に就職しました。
第一志望ではなかった警察官ですが、就職してみると私自身に合っていて選択は間違っていなかったと感じています。

 

採用係からひとこと

A巡査のように、警察官が第一志望でなくても、「なってみたら自分に合っていた!」と感じている職員も多くいます。
警察官は仕事の分野も広く、個性や特性にあった分野が必ずあります!

 

 

B巡査(22歳・男性)

私は学生時代に財布を失くしてしまい、交番に届けた際、警察官が優しく親切に対応してくれたことがとても印象に残り、警察官を目指すことにしました。その警察官は不安そうな私を察して、カード類の手続き等、今後どのようにすれば良いかを丁寧に教えてくれ安心したのを覚えています。
また、私は警察官になるなら学生時代まで続けた剣道を生かしたいと考え、栃木県警察官の特別区分(武道指導)を受験しました。
地域の皆さんに、「親切で優しく、頼れる警察官」と思っていただけるよう頑張ります。

 

採用係からひとこと

交番は、地域の方々にとって一番身近な存在ですよね!
警察学校を卒業すると最初に配置される場所が交番で、警察業務の基礎が詰まっています。
栃木県警察採用試験では、大卒や高卒区分のほか、武道指導(柔道・剣道)、サイバー犯罪捜査官の特別区分があります。B巡査のように、これまで続けてきた特技を生かすことができるのも警察官の魅力です。

 

 

C巡査(23歳・女性)

中学生の頃、授業で将来の夢について考える機会があり、両親に「警察官はどう?かっこいいよね」と勧められたのがきっかけです。
それまでは、警察官という職業は知っているものの、仕事内容は詳しく知りませんでした。
仕事内容を調べていくうちに、事件・事故の捜査や災害救助など一生懸命県民のために働く姿がかっこいいと思い、警察官を目指すようになりました。

 

採用係からひとこと

警察官の仕事は、よくテレビで見るようにパトカーで犯人を追いかけたり、刑事ドラマのように事件の捜査をしたり…だけではないんです!
警察官の仕事について気になった方はぜひ「個別説明会」にご参加ください。

 

 

D巡査(23歳・男性)

私は、民間企業から転職して警察官になりました。
当時勤めていた会社で県外転勤になってしまい、地元が栃木県私は、「地元で働きたい。」という思いが強くありました。そのころ知人から、栃木県警察官採用試験を勧められ受験しました。
最初は「栃木で働きたい。」という思いで何となく受験したのですが、試験が進むにつれて幼い頃の警察官への憧れが蘇り、本気でやってみようと考えるようになりました。
今は、「守られる側」から「守る側」に立場が変わり、仕事に対する意識や責任感も強くなりました。
前職で培ったスキルを活かし、県民の方から慕われる警察官になります!

 

採用係からひとこと

栃木県警には、営業職、技術職、IT関係、教員、他官庁等から転職した方が多く在籍しています。警察の仕事は幅広いので、前職で培った経験は必ず活かすことができます。
栃木県警は33歳まで受験することができますので転職を考えている方は「警察官」という職業も選択肢の一つとして考えてみては?

 

 

E巡査(24歳・男性)

私は、就職活動をする中で地元の栃木県で公務員になりたいと強く思っていて、他の官公庁と併願して警察官採用試験を受験しました。
その中でも、学生時代にやっていたウエイトリフティングで鍛えた体力を生かせることと「青い制服が着たい!」という憧れから警察官になることを決めました。
初めて制服に袖を通したときの気持ちを忘れず日々精進していきます。

 

採用係からひとこと

公務員と一言でいっても職種は沢山ありますが、制服がある職業は限られていて、警察や消防など少し特別な感じがしますよね。警察官になるきっかけは、「警察官の制服がかっこいいから」でも大丈夫!
E巡査のように体力がないと駄目なのかな?と思われがちですが、そんなことはありません。元々体力に自信がなくても大丈夫!警察学校の充実した教養カリキュラムで基礎から学ぶことができます!

 

 

F巡査

私は子どもの頃からバイクレーサーとして活動しており、各種大会に出場していました。
将来は白バイ隊員になって、栃木県から悲惨な交通事故を無くしたいと思い、警察官を受験しました。
バイクレースの経験を活かし、憧れの白バイ隊員になることを目指して頑張ります!

 

採用係からひとこと

自分の好きなこと、得意なことを仕事にできることはとても素晴らしいですね!
白バイ隊員は交通警察の花形です♪もちろん女性隊員も活躍しています。
F巡査のように元々バイクレースの経験があることは珍しく、警察官になってから白バイ隊員を目指す方が多いです。
白バイ隊員になるには、訓練や検定等をクリアしていく必要がありますが努力は必ず報われます。

 

 

Q2:採用試験の勉強はどのくらいの時間勉強しましたか。

A巡査(22歳・女性)

私は、一次試験日の半年くらい前から始めました!
他の官公庁や、民間企業も受験したので警察の試験勉強だけではなく、他の勉強もしていました。

B巡査(22歳・男性・特別区分受験者)

私は、9月試験の特別区分を受験する予定だったので4月頃から始めました。
部活もやりながらの勉強だったため、両立が大変でした。
今思えばもう少し早めに始めた方が良かったかもしれません!

C巡査(23歳・女性)

私は、元々警察官になることが夢だったので、約1年前から少しずつ始めていました!
1年前から始めるとモチベーションを保つのが大変でしたが、計画を立てて勉強することで「これだけやっておけば大丈夫だ」と自信につながりました。

D巡査(23歳・男性・転職者)

私は、9月試験を受験を目指し、4月頃から始めました!仕事をしながら勉強しなければならないため、通勤の時間や、休憩の時間を使ってコツコツやりました。

 

採用係からひとこと

試験勉強期間、是非参考にしてください!
編集担当の私は、民間企業に就職をするつもりでいたので2か月くらい前から急いで始めました。
勉強が間に合わないと思っている方、諦めたらそこでなんとかって言いますよね!

 

Q3:教養試験の参考書は何を使いましたか?

本屋さんで売っている市販の公務員試験用の参考書を買って繰り返し勉強していました。

栃木県警などの過去問を解いてました。過去問は、栃木県HPなどに掲載されています!

数学が苦手だったので高校受験向けの参考書を買って勉強していました!

 

Q4:教養試験対策を教えてください。

まずは参考書を一通りやってみて得意な教科、不得意な教科を知ることが大切だと思います。不得意な教科は時間をかけて解けるように取り組みました。

公務員試験特有の判断推理や数的推理などの問題が出題されるので、参考書の解説を読んでコツを掴むようにしていました。

解説を見て理解できなかったものは、大学の教授や高校の先生に聞きに行っていました。

 

Q5:作文試験対策を教えてください。

過去に出題例を参考にして文章構成等を勉強していました。受験案内に過去の作文課題が掲載されています。

大学の教授や高校の先生に添削してもらったり、書き方を教わりながら勉強しました。

今はパソコンが主流で長々と字を書くことがあまりないので、文章を書くことに慣れるように練習していました。

 

採用係からひとこと

勉強方法は人それぞれだと思いますが、自分に合った勉強方法を見つけましょう!
教養試験は、択一式の50題で、公務員試験ならではの判断推理や数的推理の問題も出題されます。

 

 

Q6:体力試験に向けてどのような準備をしましたか。

B巡査(22歳・男性)

私は、元々部活動で剣道をやっていて筋トレはできている方だったのですが、走るのが苦手だったのでランニングをするようにしていました。
警察学校に入校すると走ることが多かったので継続してやっておいてよかったと思います。

C巡査(23歳・女性)

私は、腕立て伏せが苦手だったので少しずつトレーニングしていました。
受験案内書を見ると、「腕立て伏せ」のほか「上体起こし」、「その場駆け足」などを実施すると書いてあったので、一通りできるようトレーニングしていました。

D巡査(23歳・男性)

私は受験のとき仕事をしていたので、仕事終わりや休日の余裕があるときに3~5キロ走り、筋トレもしていました。

 

採用係からひとこと

栃木県警は、体力試験ではなく体力検査なので配点はありません。
実施種目として「前後左右飛び」、「その場駆け足」、「腕立て伏せ」、「上体起こし」を行います。体力は警察官の資本です。もちろん警察学校に入れば日々の訓練で鍛えられますが、基礎体力は重要です。しっかり準備して全力で臨みましょう!

 

 

Q7:第二次試験で行う口述(面接)試験で心掛けていたことは何ですか?

A巡査(22歳・女性)

警察官の面接なので、嘘は見抜かれると思い、素直に受け答えしました。
結果、受け答えはスムーズにできたと思います。

B巡査(22歳・男性)

「やる気」と「元気」と「熱意」この3つ心掛けていました。
受け答えも意識してハキハキ話し、警察官になりたいという熱意を伝えるようにしていました。

E巡査(22歳・男性)

私は、家族や友達にお願いをして、面接の模擬練習をしていました。事前に記載して提出した面接カードの内容を基に、質問されそうなことをイメージして練習をしていました。
練習した分、素の自分を出すことができたと思います。

 

採用係からひとこと

面接は誰しも緊張するものだと思います。栃木県警の口述(面接)試験は、集団面接を1グループあたり約30分、個別面接を1人約25分で行います。
ブレないように何か自分なりに一つでも心掛けることを決めておくと良いかもしれませんね!

 

Q8:警察学校入校後のイメージの変化は?

B巡査(22歳・男性)

入校前は、鬼のような教官方に理不尽に怒られるものと思っていましたが、そのようなことはありませんでした。
実際の教官方は、私たちが一人前の警察官になれるよう、私たちが理解するまで丁寧に教えてくれる大きな存在でした。

C巡査(23歳・女性)

警察学校では、走ったり、訓練をしたりと毎日ひたすら運動するものと思っていましたが、実際は現場に出たときに必要な法学などの座学も多く、文章を書く能力が重要だと感じました。

D巡査(23歳・男性)

入校前は、厳しく楽しいことはないイメージがありました。実際は、教官方は学生思いで熱い方ばかりで、ときには辛い訓練などもありますが、苦楽を共にした同期生と一緒に乗り越えることができました。

E巡査(22歳・男性)

入校前は、非常に厳しい規律の中で寮生活するものだと思っていましたが、入校後は自ら考え行動し仲間や全体の事を意識しなければならないという印象になりました。

F巡査(22歳女性警察官)

入校する前は、厳しいイメージでしたが、実際は、思っていた以上に笑うことが多く厳しい一方で楽しい場面がありました。

 

採用係からひとこと

警察学校に入校すると、大卒者で6ヶ月間、高卒者等で10ヶ月間の初任教養が始まります。
警察学校では、警察官として必要な基礎知識や技能を修得しながら、団体生活の中で「心技体」を鍛え、正義感や使命感、仲間との連帯感を養っていきます。
編集担当も過去に警察学校を経験した一人ですが、警察学校で築いた同期生との絆は一生の宝となっています。

 

 

Q9:採用試験に合格して、周囲の反応はどうだった?

A巡査(22歳・女性)

私が厳しい環境に入ることに、家族は心配もあったようですが、警察官として世のため人のために働くことについては、とても喜んでくれました。友人には「友達が警察官だと心強い。」と言われました。

周囲の反響の大きさに、改めて警察官になるんだと実感しました。

B巡査(22歳・男性)

家族や友人はとても喜んでくれましたが、祖父からは「危険ではないのか。」と心配されました。私も警察官の仕事には時には危険を伴うものという認識がありましたが、警察学校で現場対応訓練や教養などを受け、その不安は払拭されました。

 

採用係からひとこと

本人も含め、ご家族の中には「警察官は危険な仕事」と心配になる方もいるかと思います。もちろん、時には危険な現場に行かなければならないこともありますが、自分の身を守るための訓練を受け、様々な装備を使い、警察官同士で協力して仕事をしています。
警察官は、決して楽な仕事ではありませんが、他の仕事ではない達成感や感動を味わえるとてもやり甲斐のある職業です!

 

 

 

 

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