警察署長メッセージ

宇都宮東警察署長
　印南　浩司

　宇都宮東警察署長の印南です。3月13日に着任しました。よろしくお願いいたします。
　当警察署への赴任は、平成11年以来2度目となります。当時は、駐在所に勤務しておりましたが、地域の安全・安心を守るための重要な要素となる「地域の皆様のご支援、ご協力」を肌で感じた時期でもありました。
　その時から25年以上が経過し、当署管内も大きな変遷を遂げています。具体的には、宇都宮東警察署庁舎の新築移転を始め、鬼怒テクノ通りや昨年8月に開通した次世代型路面電車(LRT)等、JR宇都宮駅の東方地域を中心に目覚ましい発展が見られ、さらに進化し続けているところであります。一方で、こうした発展に伴い人や車の行き来が多くなることで危惧されることが、交通事故や各種犯罪等の増加であります。
　昨年、新型コロナウイルス感染症の「5類」移行により、社会活動が活発化したことも一つの要因と思われますが、減少傾向にあった交通事故死者数は、全国的には8年ぶり、栃木県においては6年ぶりに増加しました。また、電子マネーで支払わせる架空請求詐欺といった特殊詐欺被害を始め、車の中から金品等を盗む「車上ねらい」や自転車盗など、皆様に身近な犯罪も増加しているところです。
　今年、当警察署では、こうした地域の状況を踏まえまして、交通事故や犯罪を抑えつつ「安全で安心な地域の実現」を目指し、署員一同、持てる力の全てを注いでいきます。
　引き続き、ご支援、ご協力をお願いいたします。
 

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