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サイバー犯罪とは

サイバー犯罪

サイバー犯罪の分類

現在、インターネットを始めとした高度情報通信ネットワークは、私たちの生活の利便性を向上させ、社会、経済の根幹を支えるインフラとして機能しています。
 その一方で、サイバー犯罪は年々その深刻さを増している状況にあります。

サイバー犯罪とは、インターネットに代表される高度情報通信ネットワークを利用した犯罪や、コンピュータやハードディスク等に保存されているいわゆる電子データを対象とした犯罪など、情報技術を利用した犯罪を意味します。

 

1 不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

平成11年に制定され、最近では平成24年に改正された法律で、本来、IDやパスワードがなければアクセスできないコンピュータやネットワークに不正にアクセスしたり、IDやパスワードを不正に手に入れたりすることを禁止しています。
 主に、次の5つの行為が禁止され、処罰されることとされています。

  • 不正アクセス行為 ※
    他人のID・パスワード等を不正に利用したり、コンピュータのセキュリティを回避してアクセスできる特別なプログラムを使用したりして、コンピュータに接続する行為のこと。
  • ID・パスワードを第三者に提供する行為
    他人のID・パスワード等を第三者に提供する行為のこと。
    提供する相手が不正アクセス行為に利用するということを知りながらこの行為をすると、より重く罰せられます。※
  • ID・パスワードを不正に取得する行為 ※
    不正アクセス行為に利用する目的で、他人のID・パスワードを手に入れる行為のこと。
  • 不正に取得されたID・パスワードを保管する行為 ※
    不正アクセス行為に利用する目的で、不正に取得された他人のID・パスワードを保管する行為のこと。
  • フィッシング行為 ※
    コンピュータやネットワークの管理者のふりをして、偽のホームページを作ったり、メールを送ったりして、他人のID・パスワード等をだまし取ろうとする行為のこと。
 平成24年5月1日の改正法施行から、罰則が強化され、又は禁止される行為の範囲が広くなります。
 平成24年5月1日の改正法施行から、新たに禁止行為に加えられ、処罰の対象となります。

 

2 コンピュータ・電磁的記録を対象とした犯罪

コンピュータや、保存されている電子データを壊して企業の業務を妨害したり、電子データを書き換えて利益を得たり、コンピュータを不正に操作してお金をだまし取る行為のこと。
 いわゆるコンピュータウィルスを作ったり、提供したりする行為も「不正指令電磁的記録作成等の罪」として、他の行為とともに、刑法で罰則が定められています。

 

3 ネットワーク利用犯罪

その犯罪の実行に不可欠な手段としてインターネット等の高度情報通信ネットワークを利用する犯罪のこと。
 主に次のような行為がネットワーク利用犯罪と言われます。

  • インターネット上のホームページに、わいせつ動画や、児童ポルノ画像を掲載する行為
  • インターネット上の掲示板サイトを利用して違法薬物を販売する行為
  • インターネット・オークションで偽ブランド品を販売する行為
  • インターネット・オークションを利用した詐欺行為
  • 電子メールを利用した脅迫行為

サイバー犯罪の特徴

インターネットに代表される高度情報通信ネットワークの世界、いわゆる「サイバー空間」で行われるサイバー犯罪には次のような特徴があります。

1 匿名性が高い

サイバー空間では、相手の顔や声を認識することができず、本人かどうかの確認は、主にID・パスワードによってのみ行われるため、匿名性が高い。

2 痕跡が残りにくい

サイバー空間では、筆跡や指紋などの物理的な痕跡が残らない。

3 地理的・時間的制約を受けることが少ない

サイバー空間では、現実世界のような地理的・時間的制約が少なく、犯罪が行われた場合には、瞬時に、遠く離れた地域にまで被害が及ぶこととなる。

4 短時間のうちに不特定多数の者に影響を及ぼしやすい

サイバー空間では、不特定多数の者に対して瞬時に情報を発信することができるため、ひとたび犯罪が行われると、その被害は短時間のうちに全国規模に、時には国境を越えて拡大する。