令和元(2019)年度栃木県健康推進学校表彰について

令和元(2019)年度栃木県健康推進学校表彰の被表彰校を下記のとおり決定しました。
この表彰は、心身ともに健やかな児童生徒を育成するために、学校における健康課題を中心として、健康教育の推進に積極的に取り組み、成果を上げている学校を表彰するものです。
なお、表彰式は12月13日（金曜日）に開催する第14回栃木県健康教育研究大会の中で執り行います。

記

○最優秀校

小学校那須町立東陽小学校

【成果概要】

那須町教育委員会で推進している学校独自の「学力向上ロードマップ」の作成に、健康教育を位置付け、立腰Tシャツを活用した立腰指導や肥満指導を実践している。特に、児童の意識を高めるために行っている各種認定証の発行制度は、立腰、あいさつ、清掃など多岐にわたって実施しており、児童の自発的な活動の手立てとして効果的であり、成果を上げている。

中学校宇都宮市立田原中学校

【成果概要】

地域の課題である肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防する取組として「ヘルシープロジェクト」を実施している。夏・冬2回実施し、保護者の参加も得ながら、食事・運動の両面から課題改善を図っている。また、平成30年度には、幼保小中連携の感染症予防指導を実施しており、生徒が地域の保育園に出向いて手洗い指導を実践するなど、地域全体の健康教育に貢献している。

高等学校県立鹿沼高等学校

【成果概要】

「自主自律の精神に富み、心豊かで、郷土及び社会の発展に貢献できる人間を育成する」という教育目標のもと、生徒の主体性を重視した健康教育に取り組んでおり、保健委員会の生徒による「家族で読む保健だより」の作成・発行などを行っている。上記保健だよりは、健康課題の抽出や解決に向けた分析も生徒主体で行っており、高校生としての特徴を生かした取組で成果を上げている。