とちぎ自民党議員会の主張

 

 “変える力” と “守る誇り” 

 

　私たち「とちぎ自民党議員会」は、栃木県議会における最大会派（３１名）です。先人に学びつつ現在を生きる人々の声を積極的に聴くとともに、地域の諸課題について議論を重ねることで、「責任ある未来」の創造に力を尽くしてまいりました。

　今年度は、電気・ガスなどの価格高騰等について、実情に応じたきめ細かな支援策を推進することにより、また、新型コロナウイルス感染症について、その位置づけ変更に伴い必要となる対応策を推進することにより、県民の生活と本県経済を守ります。

　加えて、本年は「栃木県誕生１５０年」の節目にあたります。６月には「Ｇ７男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」が開催されることから、この機会を逃すことなく、本県の魅力・実力を国内外に発信し、選ばれる栃木県を目指します。

　更に、ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）、観光の再生、力強い農林業の実現、災害対策等により、地域の活力および全ての世代にとって安心・安全な暮らしの実現へ繋げるべく、時代に即した本県独自の施策を打ち出します。

　私たち「とちぎ自民党」は、これからも責任政党・会派として、政策立案・政策提言を行い、「実行力」を発揮してまいります。県民の皆様には、変わらぬご支援および忌憚のないご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

　尚、今年度に進める主な取組については、以下の通りです。

【とちぎの魅力発信】

・栃木県誕生１５０年によるさらなる郷土愛の醸成、県内各地での記念事業の展開

・G7の開催を機とした女性活躍の推進と国内外へのとちぎの魅力発信

・「環境に配慮した」いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会のレガシー（遺産）の未来への継承と文化・スポーツの振興

【医療・福祉】

・新型コロナウイルス感染症（５類見直し後）に対する医療提供体制の充実強化、福祉施設等の支援、後遺症対策等への取組

・子どもから高齢者、障がい者まで、住み慣れた地域で医療・福祉サービスを安心して受けられる地域包括支援システムの確立

・結婚支援の強化、妊娠・出産・子育ての希望の実現

【農林・環境】

・カーボンニュートラルの取組によるグリーン社会の実現

・米の消費拡大や園芸作物の生産拡大、輸出の拡大等、収益性の高い農業の実現による農業全体の担い手育成

・効率的な農地の集積拡大や水利施設等の更新整備

・有害鳥獣の捕獲強化と豚熱等の防止による農林業被害の軽減

・林業大学校の開校に向けた林業・木材産業の発展と森林環境の保全

【経済・観光】

・産業人材の確保、育成、時代に即したものづくり産業の振興、積極的な企業誘致

・AI・ロボット・蓄電池・半導体など経済安全保障を見据えた最先端技術の戦略的な育成

・県内中小企業・小規模事業者に対する資金調達の円滑化や事業継承等の経営支援

・観光等の分野における、ポストコロナに向けたデジタルメディア等の活用

【教育・警察】

・県立高校の長寿命化対策やトイレ洋式化等の教育環境の充実

・ICT教育や英語の教科化対応、先端的なソフトウェア等の一斉導入など未来に向けた教育の推進

・いじめ、児童虐待の撲滅、不登校への対応強化、さらに道徳心や郷土愛を深める豊かな心を育む教育

・信号機の更新加速、さらに特殊詐欺、サイバー攻撃等あらゆる犯罪に対応した警察の抑止力強化

【防災減災・交通】

・異常気象に備えた河川の強靱化と流域治水の推進やあらゆる危機事象に対応できる組織横断的な危機管理防災力の体制強化

・通学・通勤者の交通事故を防ぐための安全対策の強化や道路改良の整備促進、及び公共交通ネットワークの体系的推進

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