[第274回]平成15年12月定例会

• 第274回県議会定例会は、11月27日に招集され12月12日に閉会しました。
• 11月27日の開会日には、14億1,830万円の「平成15年度栃木県一般会計補正予算（第1号議案）」のほか、条例関係議案12件、その他の議案8件、報告1件が上程され、知事から提案説明がありました。
  上程議案のうち、「栃木県教育委員会委員の任命同意（第10号議案）」「栃木県収用委員会委員の任命同意（第11号議案）」については直ちに採決され、それぞれ原案のとおり可決されました。
  次に、「職員の給与に関する条例等の一部改正（第18号議案）」「職員の退職手当に関する条例等の一部改正（第19号議案）」「栃木県公立学校職員給与条例の一部改正（20号議案）」については、人事委員会への意見照会と、第18号議案は総務企画常任委員会へ、第20号議案は文教警察常任委員会へ付託され、それぞれ回答と審査報告があった後に採決し、原案どおり可決となりました。
  続いて、継続審査となっていた「平成14年度栃木県歳入歳出決算の認定」と「平成14年度栃木県企業会計決算の認定」について、決算特別委員会委員長から審査報告があり、採決の結果認定されました。
  また、議員から提出された「栃木県議会議員の報酬の特例に関する条例の一部改正（議第1号）」についての議案ほか2件についても採決が行われ、原案のとおり可決となりました。
• 12月3日、4日、5日には、代表質問及び一般質問が行われ、自民党議員7名、県民ネット21議員2名、公明党議員1名、改革クラブ議員1名の計11名が登壇し、上程議案並びに県の一般事務に関する質疑・質問を行いました。
  3日には、預金保険法に基づく足利銀行への措置に伴い、緊急セーフティネット資金創設のため、150億円の「平成15年度栃木県一般会計補正予算（追第1号議案）」が上程され、知事から追加の提案説明がありました。
  また、5日には、第1号議案と追第1号議案について、総務企画常任委員会と経済企業常任委員会へ付託され、審査報告があった後に採決し、原案どおり可決となりました。
• その後、未採決の上程議案及び請願・陳情が、審査のため関係する委員会に付託され、12日の閉会日には、未採決の議案について採決が行われ、原案のとおり可決されました。また、請願・陳情についても採決が行われ、15件のうち、採択1件、不採択2件、継続審査12件となりました。
  次に、栃木県選挙管理委員の選挙が行われ、指名推選によって委員4名、補充委員4名が決定しました。
  さらに、足利銀行問題対策特別委員会設置の動議の提出があり、採決の結果賛成全員で設置され、「県内経済の安定対策」を閉会中の継続調査事件とすることに決定しました。
  最後に、議員から提出された意見書案6件についても、採決の結果可決され、本定例会は閉会しました。

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