県政のあゆみ2012
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 東日本大震災による大規模な津波により、宮城県多賀城市において発生した災害廃棄物(木くず)の受入れについて、壬生町の皆さまのご理解を得られたことから、11月6日に町長が受入れを表明しました。11月26日には、栃木県、多賀城市と壬生町の三者により「災害廃棄物の広域処理に関する基本協定書」を締結し、12月3日から受入れを開始しました。2014年3月までに約1700㌧を受け入れる予定ですが、今後とも安全性を確認し、測定結果などを公表していきます。栃木県は、とちぎ環境立県戦略に掲げた「とちぎサンシャイン」プロジェクトに基づき、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の導入拡大を進めています。11月29日には、県内第1号となる「農業試験場鹿沼農場跡地」(鹿沼市)に建設されたメガソーラーが、30日には「品川台工業団地」(大田原市)のメガソーラーが相次いで竣工し、発電が開始されました。県内では20数カ所で導入の動きがあり、太陽光発電の飛躍的な拡大が期待されます。 栃木県警察では11月30日、多数遺体取扱訓練を行いました。大規模災害発生時に被災地に派遣されて検視活動を行う広域緊急援助隊刑事部隊と行方不明者の身元確認などを行う身元確認支援部隊による合同訓練で、東日本大震災への対応で得られた教訓を踏まえて、発災時に迅速的確に対処するため実施しました。栃木県警察医会と宇都宮市歯科医師会と共同で訓練を行い、多数遺体の検視、行方不明者の情報の収集、警察と医師との連携強化を図り、災害時における即応体制を整えました。災害廃棄物広域処理受け入れ基本協定を締結メガソーラー発電開始「とちぎサンシャイン」プロジェクト大規模災害の発生に備える多数遺体取扱訓練を実施とちぎ県政のあゆみ201221

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