県政のあゆみ2012
6/30

4月 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、県民生活に様々な影響を及ぼしています。原子力災害対策に万全を期するとともに、県民のみなさまの安全で安心な暮らしを確かなものとするため、4月1日に知事を本部長とする「栃木県原子力対策本部」を設置し、その事務局を担う「原子力災害対策室」を新設しました。本部長による迅速な意思決定の下、組織横断的な政策課題に対して、機動的に取り組んでいます。 栃木県警察は、4月から、“いつもより5キロは減速安全運転”をスローガンに掲げた「スピードダウン運動」の推進を積極的に図りました。車両を多数保有している県内の関係機関や各種団体、企業などに協力を要請して、本運動の主旨に賛同していただき、自治体の公用車や協力企業のバス、トラックなどの後部に「スピードダウン推進車」のステッカーを貼付して、スピードを抑え、安全速度を守るペースメーカー車として走行することにより、県全体の速度を抑制して、交通死亡事故抑止に貢献しています。 栃木県議会では、4月16日に招集会議を開き、都道府県議会としては全国に先駆けて会期をおおむね1年間とする通年議会をスタートさせました。このことで県政への監視機能強化や災害などの突発的な事態に対する対応力の強化が図られました。また、各常任委員会では政策立案機能強化のため、特定テーマの調査研究を始めました。原子力災害対策に万全を栃木県原子力対策本部を設置ペースメーカー車を普及スピードダウン運動全国初の通年議会スタート栃木県議会とちぎ県政のあゆみ20126

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です