フォトとちぎ2012夏号
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渡良瀬遊水地で雑草化した「くずヨシ」を有効に活用するため、堆肥を作りました。米糠など自然の素材で作った「ヨシ堆肥」は、水はけがよい、抗菌作用があるなど、土壌改良材として高い評価を得ています地域おこしプロジェクト班の生徒たちは、足尾の山での植樹活動にも参加しています 渡良瀬遊水地のヨシで堆肥を作り、渡良瀬川上流にある足尾の山の緑化に役立てようという活動も続けています。昔ながらのドングリの森をよみがえらせるために、苗を栽培し、ヨシ堆肥とともに、足尾の山に植えました。「低炭素杯2012」では、こうした取り組みや研究の成果映像やグラフなどを使って発表しました。生徒たちは、①ヨシズ産業の復活②環境に優しいヨシの堆肥づくりを軸に、低炭素社会づくりを目指そうと主張しました。栃木農業高校地域おこしプロジェクト班は、足尾銅山と渡良瀬遊水地の歴史的遺産を次の世代に受け継ぐ担い手になろうと、活動を続けています。4月に東京で開催された「低炭素杯2012」で取り組みを発表するプロジェクト班。大会では最高賞のグランプリを受賞しましたヨシの堆肥を足尾の山にフォトとちぎ2012夏19

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