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分布域
 男体山は、栃木県のランドマーク的な成層火山である。奈良時代から信仰の対象となっており、二荒山とも呼ばれている。
 男体火山の活動は主活動期と末期に2分され、主活動期と末期とでは活動様式が異なる。主活動期は溶岩流と火山砕屑物の交互噴火で円錐形成層火山体を形成する活動を行い、末期は多量の軽石質火山砕屑物の噴出と粘性に富む溶岩流出が起こった(山崎,1957;佐々木,1993)。さらに、主活動期の噴出物は、荒沢溶岩、男体山南溶岩、華厳溶岩、小薙溶岩類、大薙溶岩類、古薙溶岩類、男体西溶岩の7つに細分される。(佐々木,1993)
【分布域】
日光市
【類型】
火山地形・景観

男体山
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要継続観察
【執筆者】
羽瀬 廣
【写真】
男体山とその薙
写真8-1 男体山とその薙 撮影:羽瀬 廣
【選定理由】
 男体山(2,486m)は二荒山あるいは黒髪山とも呼ばれ、円錐体の美しい山体をもつ成層火山である(写真8-1)。男体山の主活動期早期の溶岩流が古大谷川を堰き止めて中禅寺湖を形成した。また末期活動期(1.2〜1.3万年前)には今市軽石、七本桜軽石を噴出し、さらに軽石流は戦場ヶ原を埋積したり、後述の白崖軽石流堆積物を形成した。このように男体山は日光の景観の形成に重要な役割を果たした火山である。
【概要】
 男体山には、大薙や観音薙をはじめとする浸食谷が、頂上付近から放射状に数多く見られる。薙の崩壊と土砂の流出を防ぐために多数の堰堤がつくられている。

白崖(しらかけ) ※ 憾満ヶ淵
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要継続観察(白崖)
要継続観察(憾満ヶ淵)
【執筆者】
羽瀬 廣
【選定理由】
 白崖には男体火山末期活動の噴出物である白崖軽石流の露頭がある。ここでは最下部の未固結の河川堆積物の上に降下堆積物がのり、その上に数枚のユニットの軽石流堆積物が観察できる。また、ここでの炭化木片の14C年代の測定結果から軽石流の噴出年代が約1.2万年前であることがわかっている。
 憾満ヶ淵は、男体火山主活動期の溶岩流である荒沢溶岩の露頭が、大谷川の浸食によって形成された景観である。
【概要】
 冷え固まった白崖軽石流堆積物は、白ブロックの原材料として採石されている(写真8-2)。憾満ヶ淵は、大谷川による自然浸食が続いている(写真8-3)。
【写真】
白崖の採石場
写真8-2 白崖の採石場 撮影:羽瀬 廣
 
憾満ヶ淵
写真8-3 憾満ヶ淵 撮影:羽瀬 廣

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