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検索アイコン 高原火山とその噴出物

分布域
 高原火山は県北にそびえる秀峰の一つで、那須野が原から見るその姿は、北東方にテーブル状の熔岩台地、南西方に成層火山特有のなだらかな裾野を引き、JR線の車窓からも目を引く山容である。北側には塩原温泉、西側には鬼怒川温泉があり、栃木県の観光地の代表的な景観である。
 この地域の岩石は、主に第三紀の堆積岩を基盤とし、その上位を覆う高原火山の溶岩や火砕物などの噴出物から構成されている。一部の地域では、過去に凝灰岩を石材として採石していたが現在は行われてはいない。
【分布域】
矢板市
【類型】
景観・地層

金和崎岩
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要継続観察
【執筆者】
伴 敦志
【選定理由】
 金和崎岩は灰白色の軽石凝灰岩からなり、国道4号線野崎橋、およびJR東北線箒川橋梁から300mほど西の箒川右岸にある、高さ30mほどの岩体である(写真12-1)。高原火山を背景に、河原に明灰白色の屏風状の岩体がそびえる様は、あたかも一枚の絵画的風景のようである(写真12-2)。かつては石材として利用され、採石が行われていた。
【概要】
 採石の再開の心配もないため、今後、人為的な破壊は無いと思われる。しかし、不安定に岩盤を切り取ったため、自然崩壊の進む可能性がある。チョウゲンボウの営巣地でもあるので、今後も継続した観察が必要な露頭である。
【写真】
金和崎岩と高原火山の景観
写真12-1 金和崎岩 撮影:伴 敦志
 
金和崎岩
写真12-2 金和崎岩と高原火山の景観
撮影:伴 敦志

館ノ川層模式地
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要継続観察
【執筆者】
伴 敦志
【写真】
館ノ川層模式地
写真12-3 館ノ川層模式地(矢板市館ノ川)
撮影:伴 敦志
【選定理由】
 高原火山の凝灰岩の露頭は数多くあるが、県北部地域の地史を編む上で欠かせない「館ノ川層」の模式地がこの場所である(写真12-3)。模式地周辺が中世にあった川崎城の跡として公園化されているため、崩落防止のコンクリートなどで被覆される可能性がある。
【概要】
 高原火山の噴出物である軽石凝灰岩層に「館ノ川層」という名が付いた模式地である(鈴木,1952)。県道沿いで切り通しになっており、露頭の向かい側は、道路の拡幅工事後に崩落防止の被覆加工が施されている。また、露頭自体が植生により覆われつつあり、今後も継続した観察が必要である。

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