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【和名】
オオクワガタ
【学名】
Dorcus curvidens binodulus
【目】
コウチュウ目(鞘翅目)
【科名】
クワガタムシ科
【写真】
オオクワガタ
左 雄/右 雌 栃木県
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要注目
【RDBカテゴリー(環境省)】
準絶滅危惧
【分布域】
分布域
【選定理由】
 生息環境が限られ、個体数が少ない。環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)とされる。
【形態と生態】
 体長は雄で33〜75mm、雌で30〜45mm(大腮を含む)。全身漆黒のクワガタムシ。雄は大腮の特徴から他種と見間違える事はない。
 成虫の野外での活動期は6月〜8月。夜行性で、クヌギやハルニレの樹液に集まるほか、雌は照明に飛来する。幼虫はクヌギ、サクラなどの朽ち木を食べ、3〜4年かけて成長する。成虫も長命で3年以上生きることがある。
【生息環境】
 平地から山地。里山の昆虫として知られる。薪炭材採取のためのクヌギの台木、クヌギやサクラの太い立ち枯れ木のある雑木林に多い。ブナの原生林などでも発見される。
【分布状況】
 中国、朝鮮半島、日本(北海道、本州、四国、九州、対馬)に分布する。隣県での生息状況から、栃木県にも分布する事が確実視されてはいたが、1980年代まで確実な記録はほとんどなかった。近年、採集が盛んになり、県南部と北西部の山地で確認されるようになった。
【生存への脅威】
 雑木林の減少。本種は通称「黒いダイヤ」とも呼ばれ、昆虫としては異例の高値で売買される。このためペット業者やマニアによる過度の採集と発生木の破壊が大きな脅威となっている。さらに、近年は飼育方法が確立され大量に生産、販売されるようになり、逃げ出した飼育個体や意図的な放虫による遺伝的撹乱も問題となっている。
【特記事項】
 埼玉県(準絶滅危惧)、福島県(希少)、茨城県(危急種)、群馬県(絶滅危惧I類)。
【執筆者】
 中村剛之
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