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【和名】
ミドリシジミ
【学名】
Neozephyrus japonicus
【目】
チョウ目(チョウ類)
【科名】
シジミチョウ科
【写真】
ミドリシジミ
左 表/右 裏 栃木県宇都宮市
【RDBカテゴリー(栃木県)】
要注目
【RDBカテゴリー(環境省)】
【分布域】
分布域
【選定理由】
 生息環境が限られ、分布が限定されている。
【形態と生態】
 前翅長20〜23mm。雄の翅表面は美しい緑色。雌には翅の表面が褐色で無紋のO型と前翅に黄色の斑紋があるA型、青色の金属光沢がある斑紋をもつB型、黄色と青色の金属光沢の両方の斑紋をもつAB型が出現する。しかし、A型とAB型は少ない。
 雄は夕方、活発に飛翔し、雄同士の卍飛翔が見られる。年に1回発生し、宇都宮市付近の平地では、成虫が6月中旬〜8月上旬に見られ、栗山、塩原、那須地域などの山地では7月上旬〜9月に見られる。幼虫はハンノキ、ヤマハンノキ等を食草とする。
【生息環境】
 平地から山地のハンノキの生える湿地やヤマハンノキがみられる河川敷。
【分布状況】
 ロシア極東地域、中国東北部、朝鮮半島、日本(北海道、本州、四国、九州)に分布する。栃木県内では平地から山地まで局所的ではあるが広く分布している。平地に比べ、山地では個体数が少ない。現在でもハンノキのある湿地では見られるが、木縁などに生育するハンノキは、伐採で少なくなってきているので、注意が必要な種である。
【生存への脅威】
 湿地の開発や護岸工事、ダム建設などの河川開発によるハンノキの減少。
【特記事項】
 埼玉県(準絶滅危惧)。
【執筆者】
 高橋 滋
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