どうして必要なの
3つの意義プラス第4の意義
  1. 地方分権・規制緩和などの改革を進めるために(国政全般の改革)
     国が進めている地方分権や規制緩和等の改革を促進し、社会のしくみを変えていくことで、新たな価値観を創り出し豊かな国づくりができます。

     【日本における主な時代の変遷】
    西暦 変遷 移転した理由
    794年 平安京(京都) 仏教勢力との決別・水陸交通の利便性・人心の一新
    1192年 鎌倉幕府 武家勢力の台頭・公家勢力からの独立・源氏ゆかりの地
    1603年 江戸幕府 武家勢力の確立・関東平野の開発


  2. 日本全体をバランス良く発展させるために(東京一極集中の是正)
     東京にいろいろなものが集まり過ぎることがなくなり、日本全体がバランス良く発展していくことで、ゆとりある暮らしができます。

     【東北・東海道新幹線】
       東北新幹線(東京〜盛岡)、東海道新幹線(東京〜新大阪)の各駅(市町)の人口を
      加えていくとどうでしょうか。
      距離 駅の数 各駅の市町の人口
    東北新幹線(東京〜盛岡) 535.3km 18 3,495千人
    東海道新幹線(東京〜新大阪) 552.6km 16 11,985千人
    ※各駅の市町の人口:東京、上野駅を除く。平成12年 国勢調査

    このように、太平洋ベルト地帯に一軸集中しています。

     【東京圏は〜国土の3.5%に・・・】

    <人口>
    資本金10億円以上の企業
    <本社機能>

    <情報発信量>
    グラフ1 グラフ2 グラフ3


  3. 国の災害に対する備えを強化するために(災害対応力の強化)
     地震等の大災害を受ける可能性の少ない場所に移転することで、万が一の場合にも速やかな対応ができ、安全で安心な国づくりができます。

     【南関東における地震の歴史】
    西暦 地震名(マグニチュード)
    1703年 元禄関東地震(約8)
    1782年 天明小田原地震(7.3)
    1855年 安政江戸地震(6.9)
    1923年 関東大震災(7.9)

    〜2ヶ月で16本〜
       平成7年1月17日、阪神淡路大震災がおきました。当時の村山内閣は、2ヶ月で16本もの法律を作り、復興のための対応を行いました。
     被害を受けた場所と法律を作る国会が離れた位置関係にあったために、これだけの法律ができたのです。万が一、政治の中心地に災害が起きたならば、・・・・・・
     国会のある場所は災害に強い場所でなくてはなりません。


  4. 世界貢献につながる新都市づくりをするために
     国会が立地する新都市は、単に国内的な政治・行政都市としての機能を果たすだけでなく、いわば日本の顔として我が国のアイデンティティを示すとともに、国際社会の一員として「環境・文化・平和」の各分野において世界に貢献するため、地球的視野に立った国際的活動の中心地となる都市にすべきであると考えます。

    20世紀の残した課題 モデル的な都市づくり
    地球環境問題 矢印 豊かな生活と・・・ ●環境効率性の追及

    ●低負荷型、資源循環型の
     都市システム

    ●環境共生ライフスタイル
    希薄化・喪失 矢印 ●わが国の過去、現在、未来を
     伝える日本ミュージアム

    ●世界各国の文化、歴史等の
     情報発信や文化交流

    ●日本の都市づくり手法や
     技術を活かした空間形成
    地域紛争・社会格差 矢印 交流と相互理解 ●外交、留学生、NGO等の
     国際交流拠点

    ●環境に関する研究機関、
     NGO、国際機関の立地

    ●環境共生技術の
     ショーケース都市



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