北東地域首都機能移転モデル都市構想(平成14年4月)

 国会等移転に対する国民の関心を喚起するとともに栃木・福島地域の魅力や適地性を広く訴えていくことを目的として、栃木・福島地域において形成される新都市の姿や、北東地域における広域連携の姿など、北東地域首都機能移転基本構想の内容をより分かり易い形で提示した。

◆ 新世紀を迎えた世界に貢献するモデル都市づくり
「北東地域首都機能移転基本構想」に掲げた第4の意義「新世紀を迎えた世界に貢献するモデル都市づくり」を進め、20世紀都市文明が残した課題を解決する道筋を示すこと等を通して、「環境」「文化」「平和」の面での国際貢献につなげていくという考え方を具体的に提示。
◆ 北東地域におけるモデル都市づくり
栃木・福島地域への国会等の移転であれば、東京圏との連携の容易性を生かして、国が新都市での国会開催の目安としている「新都市建設開始から10年」よりも早く、「移転人口10万人」よりもコンパクトな「2万人」程度の移転段階で、国会を開催することが可能であることを明らかにするとともに、栃木地域、福島地域のそれぞれの個性、特徴を生かしたモデル都市のイメージを提示。
◆ 21世紀型新都市における環境共生
先進的な環境共生システムが導入された新都市と現在の一般的な都市との環境負荷について、「CO排出量」等の5つの指標で比較するとともに、新都市住民の生活の場面を具体的に想定し、その場面での環境負荷低減効果の例を具体的に提示。
◆ 北東地域における広域連携
「北東地域首都機能移転基本構想」で提案した北東地域における広域連携像について、栃木・福島地域への国会等の円滑な移転を北東地域全体で支えるという観点から、広域仙台圏、常磐軸、東京圏と新都市との具体的な広域連携の姿を具体像を提示。



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