栃木県国会等移転促進県民会議

ﾊﾞﾗﾝｽのとれた国土や、人と自然が共生する新しいﾗｲﾌｽﾀｲﾙを実現するためには、発展可能性が高く、また新たな集中を招くことのない位置にある北東地域、特に那須地域が最適です。

東京から約150kmの距離にあり、東北新幹線と東北自動車道等が整備済みのため、政経分離を図りながら東京との適切な連携が確保できます。

福島空港は現在2500mの滑走路が供用されており、さらに延長を計画中です。現在、空港からの所要時間は、約40分ですが、空港付近から東北自動車道までのアクセス道路がまもなく完成し、時間はさらに短縮されます。

那須地域には、4～7万haにわたる広大で平坦な那須野ｹ原があり、その中には約400haのまとまった国公有地があります。

那須岳の過去1万5千年の活動で最も遠方に流下した火砕流は、火口から4kmであり、国公有地がある西那須野塩原ｲﾝﾀｰﾁｪﾝｼﾞ付近までは、約25kmの距離があります。

那須野ｹ原は、標高約200m～400mのほぼ平坦な地形です。特に那須地域の四季折々の景観は、一国の応接室にふさわしいものといえます。

那須地域の年間平均降水量
(那珂川地域)
･平年：約35億t
･渇水年：26億t

蒸発散量約9億t

現在の使用量約7.6億t

年間水量
･平年：35-9-7.6=18.4億t
･渇水年：26-9-7.6=9.4億t

これに対し、現在考えられている最大ケースの約56万人でも水需要量は約1.2億億tですから、総量的には十分対応が可能です。