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北東地域首都機能移転「シンボルマーク」及び「キャッチフレーズ」の決定

 北東地域への首都機能移転実現に向けた取り組みの一環として、「北東地域首都機能移転シンボルマーク及びキャッチフレーズ」の公募を実施いたしましたが、この度入賞作品が決定しましたのでお知らせします。

1 応募総数
  ・キャッチフレーズ 2,329点(内 510通がiモード)
  ・シンボルマーク     502点

2 『北東地域シンボルマーク及びキャッチフレーズ入賞者』
 ○ シンボルマーク
 氏 名県 名年 齢職 業
最優秀賞杉浦 幸恵和歌山県42歳主婦
佳作小林 肇大阪府33歳Gデザイナー
佳作本多 宣京都府59歳自営業
佳作手島 治彦三重県36歳会社員
佳作海老澤 貴行東京都29歳会社員
佳作佐藤 慎治神奈川県36歳デザイナー

 ○ キャッチフレーズ
 氏 名県 名年 齢職 業
最優秀賞窪田 浩子大阪府33歳主婦
佳作藤森 直樹京都府51歳会社員
佳作村上 研山梨県34歳会社員
佳作坂本 満静岡県70歳無職
佳作堀口 富男茨城県68歳無職
佳作高橋 正好福島県41歳土木作業員

 (都道府県別応募数ベスト10)
一位東京都六位千葉県
二位大阪府七位兵庫県
三位神奈川県八位静岡県
四位埼玉県九位愛知県
五位栃木県十位福島県

3 審査委員長 田保橋 淳  多摩美術大学教授

4 賞金 最優秀賞 10万円、佳作 1万円

5 活用方法
  @ パンフレット、ポスター、封筒、名刺等
  A 北東地域首都機能移転連携事業実行委員会ホームページ

 たくさんのご応募ありがとうございました。

シンボルマーク

『審査後感』
多摩美術大学教授 田保橋 淳

 どういうわけかいま日本は、ギスギス・ガリガリ・ドロドロ・ボロボロな国になってしまったようです。こんなときに、美しく、優しく、ゆとりがあって、自然豊かな日本があったことを、このマークは思い出させてくれます。時代の空気を見事に察知した、イヤシの表現といいますか、心をなごませ、ホッとさせるところが、この作品の傑作たる由縁です。へんな理屈のアトズケなどせずに、この作品の素晴しさを、素直に感ずる若くて新しい感性で、受け止めて欲しいものです。

 でも、感性だけでは、意味はわかりません。それを理解させるのが、キャッチフレーズです。いままでの既成概念にとらわれずに、新しい視点で日本を見直せば、そこに北東地域がある、美しい花咲く、首都機能を満足させる最適地があるのだというメッセージを、新鮮なコトバで表現したキャッチフレーズで、これも名作といえましょう。

 このように、マークは、右悩に訴えて情緒的に直感的に刺激を与え、人の心を強く動かす力があります。キャッチフレーズは、左悩にアクセスして、その意味を補足します。だから、併用する場合も、なるべくマークを大きく使用されることを、お奨めいたします。

 21世紀はIT時代といわれます。情報通信技術の時代とか情報伝達技術の時代とか意訳されています。中心になるのは図像・映像による情報伝達だろうと予測されてもいます。そんな時代だから、このマークを大きく有効に使うことは、首都機能の北東地域移転という情報の伝達効果を高めることに、十分機能することだろうと思います。

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