現在行われている通常国会の動向を速報で御報告します。
ぜひ、国会での審議の行方を見守ってください。
平成15年5月28日 衆議院特別委員会が「中間報告書」を取りまとめ、衆議院議長へ提出した。 「中間報告書」の主な内容は、 |
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過去12年間にわたる議論を通じ、委員会の大半の意見は終始一貫して「移転すべし」であった。 |
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規模や形態など新たな観点から議論を続けるべきである。 特に、審議会答申を基本とした上で、国会等を分散して移転すべきとの新たな発想が示された。 |
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国会等の移転は、衆参両院が軌を一にして取り組むべき課題である。 両院の密接な連携の下に検討を進め結論を得られるよう要請する。 |
平成15年5月29日 衆議院本会議において、特別委員会委員長の中間報告が行われた。 |
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衆議院議長は、議長室で与野党の国対委員長と会談し、同報告書に盛り込まれた衆参両院の協議機関設置を含め、首都機能移転に関する検討を継続するよう各党に要請した。 その結果、自民党の国対委員長が両院協議会の今国会中の設置を提案し、与野党とも合意した。 |
平成15年6月11日 参議院特別委員会で「中間報告」を取りまとめ、参議院議長へ提出した。 「中間報告書」の主な内容は、 |
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今日の経済財政情勢、国民の合意形成の状況等を勘案し、防災対応機能、危機管理機能の中枢を優先して移転させるとともに、その他の機能についても、移転先を決定し、移転を実施すべきである。 |
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国会等の移転は、国民全体の将来に係わる最重要の課題であり、本委員会の中間報告を踏まえつつ、引き続き、両院の密接な連携の下に議論を進めることが必要である。 |
平成15年6月13日 |
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与野党国対委員長会談で国会等移転について衆参両院で議論の道筋をつける「国会移転に関する政党間両院協議会」の設置が合意された。 |
平成15年6月16日 |
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協議会の初会合が開かれた。 協議会のメンバーは衆参それぞれ11名ずつの合計22名。座長には衆議院が佐藤静雄氏(自民)、参議院が沓掛哲男氏(自民)選ばれ、毎回交代で座長を務めることとなる。 |
平成15年7月9日 |
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2回目の協議会が開かれ、衆参両院の調査室長から、それぞれの特別委員会の中間報告について説明が行われた。 |
平成15年7月28日 |
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衆参両院の特別委員会がそれぞれ閉会中審査の手続きを取った。 第156回国会閉会 |
なお、詳しい国会の動きについては、 |
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国土交通省のホームページ
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/index.html
をご覧ください。 |