7月11日～12日第64回全国ナシ研究大会栃木県大会が開催されました

7月11日から12日まで、県総合文化センター及び日光きぬ川ホテル三日月において、本県では18年ぶりとなる「第64回全国ナシ研究大会栃木県大会」が開催され、全国から約500名が参加しました。

前回の福島県大会から5年ぶりとなる本大会は、全国のナシ生産者・関係者が一堂に会し、技術研鑽をするとともに、産地間の交流・連携を深めることにより、ナシ産業全体の振興を図り、次世代への継承や未来への発展に資することを目的としています。

本県のナシは全国第3位の産出額を誇っており、栃木県を代表する農産物の一つです。

特に、大玉でジューシーな味わいが特徴の県育成品種「にっこり」は、インドネシアや、香港、タイなどを中心に輸出がされており、国内だけでなく、海外でも販路を拡大しています。

福田知事は「本県においても、担い手不足や栽培面積の減少など、ナシ産地の維持が課題となっている。本大会において、全国の産地の皆様と、生産技術の研鑽と産地間交流の促進を図ることは、本県におけるナシの生産振興だけでなく、次代を担う若者に夢を与え、魅力ある産地づくりに大きく貢献できるものと期待している。」と、本大会に期待を寄せました。

また、全国果樹研究連合会会長賞の授与や、記念講演、事例発表、バーチャル産地視察などが行われ、ナシ生産について広く交流が行われました。