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更新日:2020年1月22日

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令和2(2020)年1月20日(第14回知事定例記者会見)

この資料は、県政記者クラブとの会見内容を広報課でまとめたものです。

日時:令和2(2020)年1月20日(月曜日)午後13時30分から
場所:県庁記者会見室

(報告事項)
1.ネーミングライツパートナーの募集について

(話題事項)
1.栃木県が推薦した聖火ランナーの追加公表について

(質疑事項)
1.台風19号について
2.教員の不祥事について(その1)
3.知事選について
4.ネーミングライツについて(その1)
5.教員の不祥事について(その2)
6.ネーミングライツについて(その2)

(報告事項)

1.ネーミングライツパートナーの募集について

  ネーミングライツパートナーの募集についてでございます。
  総合スポーツゾーンの中心施設として整備した総合運動公園陸上競技場を対象として、ネーミングライツパートナーを本日から募集します。募集条件は、価格を年額1,000万円以上、パートナーとなる期間を3年以上10年以下といたします。
  新築の県有施設を対象としてネーミングライツパートナーを募集するのは、本県としては初の試みでございます。新たにオープンする陸上競技場にネーミングライツを導入することで、県民は親しみやすい愛称を、パートナー企業は社会貢献や自社をPRする機会を、県は自主財源の確保を通して施設のサービスを向上させる機会を得られるものと考えております。
  企業には積極的に御検討いただきまして御応募願いたいと思います。 

(話題事項)

1.栃木県が推薦した聖火ランナーの追加公表について

  聖火ランナーの追加公表についてでございますが、聖火ランナーは、さまざまな活動により地域に貢献されている方や、2022年に開催される「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」を見据えて努力している方、さまざまな困難を乗り越えてきた方のほか、栃木県の魅力の国内外への発信に資する方など、各分野で活躍されている方を大会組織委員会に推薦し、昨年12月に内定があった52名を公表したところでございます。
  このたび、大会組織委員会から、ラグビーワールドカップ日本代表で大活躍した国学院栃木高校出身の田村優(たむらゆう)選手が、本県の聖火ランナーに内定したとの連絡がありました。これで県が推薦したランナー53人、既に52名、そしてプラス田村選手で53名全てが公表となったところでございます。
  晴れの舞台に選ばれた方には、ふるさと栃木への熱い思いと、沿道で応援してくれる県民の声援にも応えて走ってほしいと思います。

(質疑事項)

1.台風19号について

記者:台風19号の検証について11月に1度目の検証報告が行われましたが、今後のスケジュールなどの見通しがあればお聞かせください。

知事:台風19号についての今後のスケジュールですが、災害対応の検証に当たりましては、昨年11月に「準備・初動期」、「応急・復旧復興期」、「災害関連の主な計画の策定支援」の3つの分野に分けまして、その課題と対応、実施時期を整理しました。
  加えて、市町等からの要望やアンケート調査を行うなど、検証作業を進めているところでございます。ハザードマップや情報発信の状況など、検証結果について取りまとめたものを2月上旬にも災害対策本部において公表したいと考えております。
  これに合わせまして必要な予算措置についても対応していくこととしておりまして、さらに国の検証作業も踏まえながら市町等とも連携し、出水期までに地域防災計画を改定するなど、必要な取り組みを着実に実施し、次の災害に備えてまいりたいと思います。 

2.教員の不祥事について(その1)

記者:昨年度に続き、教職員による不祥事が後を絶ちません。知事の見解をお聞かせください。

知事:教員の不祥事ですが、懲戒処分につきましては、昨年度が過去10年で最多の13件、今年度は1月20日現在4件、ちなみに知事部局は5件ということです。
  本県教職員の多くは、子どもたち一人一人に寄り添いながら、誠実に一生懸命、日々業務に取り組んでおりますが、こうした不祥事によりまして、教職員全体が県民の信頼を失うことになってしまうのは残念なことでございます。
  県教育委員会と市町教育委員会が連携して不祥事の撲滅に取り組むことで、教職員一人一人が教育公務員としての職責を強く自覚し、高い使命感と倫理観を持って職務を遂行してほしいと思います。 

3.知事選について

記者:先週、県市町首長会から5戦出馬の要請を受けたということですが、そこでどういうお話があったのか、また、現時点での知事のスタンスについてあらためてお願いします。

知事:市長会、1日置いて町村会、おのおの推薦を頂戴しました。
  今やるべきことは、何回も申し上げておりますように、災害復旧への対応であるし、それから予算編成であるし、あるいは組織の見直しでもありますし、そういうものをしっかりと対応した上で私の意見を申し上げたい。
  ここ3年間にわたって5選出馬のことは一切考えてきておりませんので、正直に言えば戸惑っているということでございます。 

4.ネーミングライツについて(その1)

記者:新しい陸上競技場のネーミングライツのパートナー募集ですが、知事としてどんなネーミングがいいかというふうな期待とか希望がもしあれば、お伺いしたいと思います。

知事:まずは応募してほしい。応募企業が複数出てほしいというのが本音でございます。
  その上で、企業ということになると思いますが、名前を自ら決めることになりますが、行ってみたくなるような名前を付けてもらいたい。家族で行ってみたいなあと。大会があるときはもちろんですが、そうでなくても、きょうは何かやっているかもしれないから行ってみようかというような、足を向けたくなるような名前を付けてもらう、利用したくなるような名前を付けてもらったら、なおありがたいと思います。 

5.教員の不祥事について(その2)

記者:先ほどの質問にもありましたが、教職員の不祥事の件ですが、教育委員会の方で、特に性犯罪などの場合、被害者が名前の公表を求めない場合は、懲戒処分の対象者の氏名を非公表としている事案があります。
  教育委員会の方でもいろいろ公表の仕方についての検討などをしているようですが、対象者の氏名を公表しないということは、どちらかというと悪いことをしてしまった教員を守る方向の要素が強いのかなと感じます。そのあたり、知事として何か御所感があればお尋ねしたいと思います。

知事:教員の不祥事についての懲戒処分についてですが、私のところにも、教育委員会の懲戒処分は甘いのではないかという意見を何件か知事就任後もらってきました。
  全国の状況なども公表になっているようでございますので、教育委員会においては、現在の基準が妥当なのかどうかということを検証してほしいと思います。 

6.ネーミングライツについて(その2)

記者:ネーミングライツの件です。ちょっと事務的になってしまうのですが、募集期間は2月いっぱいだと思いますが、実際の発表のタイミングとか、もしくは利用のめどがある程度立っていると思うので、いつぐらいに公表とか、もしくはそれに合わせた何かPRのイベント的な形で発表するのか、そういったスケジュールが分かっていればお願いします。

知事:2月いっぱいで、3月中に審査を終えて、年度開始と同時というのが理想だと思いますので、事務的にそういうことがかなうのであれば、ぜひ4月1日スタートとしていきたいと思います。希望は1日ですが、新年度なるべく早い時期にということでお願いします。複数出てきて、同じような条件で応募してきた場合には、審査をする必要がありますので、そういうときには時間を余計に費やすかもしれません。

記者:ありがとうございました。

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広報課 広報担当

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