重要なお知らせ
2023年2月22日発表
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令和5年2月17日に宇都宮市において回収され、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスが確認されていたオオタカ1羽について病原性を判定した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されました。
1 経緯
2月17日
死亡していたオオタカ1羽を回収。栃木県県央家畜保健衛生所で簡易検査を実施し、鳥インフルエンザウイルス陽性を確認。国立環境研究所(茨城県つくば市)に検体を送付し、遺伝子検査を依頼。
環境省が野鳥回収場所の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
県で、野鳥監視重点区域内で一定数の野鳥が確認された場所6箇所において、野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施。これまでのところ異常は認められず。
回収地点から半径3km圏内の100羽以上の家きん飼養農場1戸に対して立ち入り調査及び100羽未満の飼養農場3戸に対して電話による聞き取り調査を実施し、異状のないことを確認。
また、半径10km圏内の1万羽以上の家きん飼養農場1戸に対して電話による聞き取り調査を実施し、異状のないことを確認。
2月22日
国立環境研究所による病原性判定の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を確認。
2 今後の対応
野鳥の監視強化、野鳥に係る相談窓口の設置、家きん飼養者への指導を引き続き実施する。
なお、調査により異常を確認した場合は随時記者クラブへ資料提供します。
3 留意事項
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排せつ物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
なお、死亡野鳥又は衰弱した野鳥を発見した場合は、素手で触らず、環境森林事務所に設置した電話相談窓口に御連絡ください。
No. | 市町 | 試料 | 回収日 | 簡易検査 | 遺伝子検査 | 高病原性鳥インフルエンザ |
1 | 大田原市 | 死亡野鳥(オオハクチョウ) | 12月9日 | 12月9日 陰性 | 12月15日 陽性 |
12月16日 H5亜型 陽性 |
2 | 佐野市 | 死亡野鳥(ハクチョウ) | 1月3日 | 1月3日 陰性 | 1月10日 陽性 |
1月12日 H5亜型 陽性 |
3 | 下野市 | 死亡野鳥(ノスリ) | 1月18日 | 1月18日 陽性 | 1月24日 陽性 | 1月24日 H5亜型 陽性 |
4 | 大田原市 | 死亡野鳥(オオハクチョウ) |
2月9日 |
2月9日 陰性 | 2月13日 陽性 | 2月15日 H5亜型 陽性 |
5 | 宇都宮市 | 死亡野鳥(オオタカ) |
2月17日 |
2月17日 陽性 | 2月21日 陽性 | 2月22日 H5亜型 陽性 |
6 | 真岡市 | 死亡野鳥(カケス) | 2月21日 | 2月21日 陽性 | 検査中 | 検査中 |
お問い合わせ
自然環境課 自然保護担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-3207
ファックス番号:028-623-3259
畜産振興課 家畜防疫班
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館13階
電話番号:028-623-2352
ファックス番号:028-623-2353