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2023年5月24日発表

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宇都宮市で回収された死亡野鳥(アオサギ)における鳥インフルエンザウイルスの簡易検査の結果について

 本日、宇都宮市において回収された死亡野鳥(アオサギ)8羽について、県央家畜保健衛生所で「簡易検査」を実施した結果、うち2羽で鳥インフルエンザウイルス「陽性」であることが確認されました。
 このため、検体を国立環境研究所(茨城県つくば市)に送付し、遺伝子検査を依頼します。検査結果の判明まで1週間程度かかる見込みです。
 なお、回収場所については消毒を実施しました。

1 経緯

5月24日 14:00 発見者からの通報を確認
      15:00 死亡野鳥(アオサギ)8羽を回収
      16:30 簡易検査で2羽の陽性を確認
      18:00 回収地点から半径3km圏内の100羽以上の家きん飼養農場1戸及び
        半径10km圏内の1万羽以上の家きん飼養農場2戸に対して電話による
        聞き取り調査を実施し、異状のないことを確認
※ 現時点では、簡易検査により陽性が確認された段階であるため、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたわけではありません。
※ 遺伝子検査の結果、陰性となることもあります。

2 今後の対応
 野鳥の監視強化、野鳥に係る相談窓口の設置、家きん飼養者への指導を実施する。野鳥の監視により異常を確認した場合は随時記者クラブへ資料提供します。 
 なお、遺伝子検査の結果については、県ホームページに掲載します。

3 留意事項

 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排せつ物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
 なお、死亡野鳥又は衰弱した野鳥を発見した場合は、素手で触らず、環境森林事務所に設置した電話相談窓口に御連絡ください。

 

 

 

 


【参考】今季(令和4年秋季以降)の本県発生状況等について

No. 市町 試料 回収日 簡易検査 遺伝子検査 高病原性鳥インフルエンザ
1 大田原市 死亡野鳥(オオハクチョウ) 12月9日 12月9日 陰性 12月15日 陽性 12月16日 H5亜型 陽性
2 佐野市 死亡野鳥(ハクチョウ) 1月3日 1月3日 陰性 1月10日 陽性 1月12日 H5亜型 陽性
3 下野市 死亡野鳥(ノスリ) 1月18日 1月18日 陽性

1月24日 陽性

1月24日 H5亜型 陽性
4 大田原市 死亡野鳥(オオハクチョウ) 2月9日 2月9日 陰性 2月13日 陽性 2月15日 H5亜型 陽性
5 宇都宮市 死亡野鳥(オオタカ) 2月17日 2月17日 陽性 2月21日 陽性 2月22日 H5亜型 陽性
6 真岡市 死亡野鳥(カケス) 2月21日 2月21日 陽性 2月24日 陽性 2月28日 H5亜型 陽性
7 宇都宮市 死亡野鳥(オオタカ) 3月6日 3月6日 陽性 3月8日 陽性

3月9日 H5亜型 陽性

 

○遺伝子検査結果等については、以下のページを御参照ください。

  県ホームページ 栃木県/野鳥の鳥インフルエンザに関する情報 (tochigi.lg.jp)

  環境省ホームページ 高病原性鳥インフルエンザに関する情報 | 自然環境・生物多様性 | 環境省 (env.go.jp)

 

お問い合わせ

自然環境課 自然保護担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階

電話番号:028-623-3207

ファックス番号:028-623-3259

Email:shizen-kankyou@pref.tochigi.lg.jp

畜産振興課 家畜防疫班

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館13階

電話番号:028-623-2352

ファックス番号:028-623-2353

Email:chikusan@pref.tochigi.lg.jp

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